2013-03-13(Wed)
ちょっとお話の前に踏まえておきたいこと。
日本人が一年間に受ける放射線量は、大体1ミリシーベルト。ブラジルのある都市は10ミリシーベルトだったりする。
例えば胃カメラを受けると実効線量は1ミリシーベルトくらい。この時、数十秒〜数分間の照射で毎分10ミリシーベルトほどの放射線を浴びる(ちょっとびっくり)。(これ、いろいろ医療関係のサイト調べて書いてますが・・明らかな間違いがあればご指摘下さい。)
1 Sv = 1,000 mSv(ミリシーベルト) = 1,000,000 μSv(マイクロシーベルト)という単位であること。
ガイガーカウンターが測っているのは一時間でどのくらいの量になるかの値であること。
お玉自身は正直、微量放射線量に対する影響は余り気にしていません。及び、ゼロリスクという考え方も持っていない・・なので、今後記事の中で、割と平気で「安全な食物」という認識の元で文章を書いていきます。ここを踏まえて頂いた上で…
お玉は今回のツアーでは、日本大学でお借りしたガイガーカウンターでの測定を担当しました。

これは飯舘村のモニタリングポストの前で、持ってきたガイガーカウンターと一致していることを確認してるところ。さすがお高級な機械・・・精密に出来てます。
モニタリングポスト周辺では0.5マイクロシーベルト(単位の読み方間違いを減らすために、あえてカタカナで表記します)
モニタリングポストでは空気吸収線量率というものを測っています。なので、それまでに被爆している土壌の影響を受けないように、ポスト周辺は除染して、分厚い鉄板を埋め込みます。すべてのモニタリングポストを同じ条件で設置するので、各地域比較していくのです。
なので、ここの線量が他の場所より低い事にはちゃんと理由があるのです。
さて、今回は一年前に行けなかった場所へ立ち寄ることが出来ました。福島市内で高い線量がでた渡利(字を間違えてました、ごめんなさい)の除染中の公園では、除染下場所では0.1マイクロシーベルト程度でした。でも川沿いの草むらでは1.8マイクロシーベルト・・白鳥さんがたくさん飛来する素敵な公園・・お花見めざして作業員の方々が一生懸命除染作業をされていました。
飯舘村のお話に戻ります。今回初めて中まで入りました。ここには老人ホームがあります。

知らない土地に行くよりも住み慣れた土地で過ごすことを選択された方々です・・ホームの周辺は自衛隊の方々が徹底的に除染したこともあり、0.5マイクロシーベルト。しかし、除雪してまだ溶けずに残っている部分で雪を測れば2マイクロシーベルトありました。
測定値はホンの数歩歩くだけで結構変わります。溝の中で測ればたまったゴミや葉によって、どんどん数値は高くなります。飯舘村の役場前で側溝の中を測ると5マイクロシーベルトありました。

上の写真は除染した土にカバーをしているものです。すごい量でしょう・・こんなものが福島中にどれくらい積み上げられていくのか、溜息が出ます。ここの管理方法ですが、放射線の性質を考えて、側面は放射能が洩れないように線量を通さない特殊なもので覆っています。でも上の覆い部分は放射線はまっすぐ上に伸びる性質なので、影響はないと言うことで、でもこの土の山の上に登ると高い線量を測ることが出来るそうです・・これ、科学的には正しいと思うんですが、飯舘の人の感情的には納得できない。上もきちんと洩れないようにして欲しと、環境省に申し入れをしたそうですが、そこは改善されなかったそうです。影響はないのだろうけど、分かりやすく、説明すべきだったろうにと思います。そばまで行って測ったら、確かに側面は0.8マイクロシーベルトくらい・・以前職員さんが、上に登って測ったときには5マイクロシーベルト以上あったそうです。
さて、このままぐあ〜〜〜っと食品の話まで書こうと思うとお玉もちょっと大変なので、それはまた明日にしましょう。
ん?池田香代子さんとともに・・のお話はどうなってるかって?ま、それもおいおい、書いていきます。

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日本人が一年間に受ける放射線量は、大体1ミリシーベルト。ブラジルのある都市は10ミリシーベルトだったりする。
例えば胃カメラを受けると実効線量は1ミリシーベルトくらい。この時、数十秒〜数分間の照射で毎分10ミリシーベルトほどの放射線を浴びる(ちょっとびっくり)。(これ、いろいろ医療関係のサイト調べて書いてますが・・明らかな間違いがあればご指摘下さい。)
1 Sv = 1,000 mSv(ミリシーベルト) = 1,000,000 μSv(マイクロシーベルト)という単位であること。
ガイガーカウンターが測っているのは一時間でどのくらいの量になるかの値であること。
お玉自身は正直、微量放射線量に対する影響は余り気にしていません。及び、ゼロリスクという考え方も持っていない・・なので、今後記事の中で、割と平気で「安全な食物」という認識の元で文章を書いていきます。ここを踏まえて頂いた上で…
お玉は今回のツアーでは、日本大学でお借りしたガイガーカウンターでの測定を担当しました。

これは飯舘村のモニタリングポストの前で、持ってきたガイガーカウンターと一致していることを確認してるところ。さすがお高級な機械・・・精密に出来てます。
モニタリングポスト周辺では0.5マイクロシーベルト(単位の読み方間違いを減らすために、あえてカタカナで表記します)
モニタリングポストでは空気吸収線量率というものを測っています。なので、それまでに被爆している土壌の影響を受けないように、ポスト周辺は除染して、分厚い鉄板を埋め込みます。すべてのモニタリングポストを同じ条件で設置するので、各地域比較していくのです。
なので、ここの線量が他の場所より低い事にはちゃんと理由があるのです。
さて、今回は一年前に行けなかった場所へ立ち寄ることが出来ました。福島市内で高い線量がでた渡利(字を間違えてました、ごめんなさい)の除染中の公園では、除染下場所では0.1マイクロシーベルト程度でした。でも川沿いの草むらでは1.8マイクロシーベルト・・白鳥さんがたくさん飛来する素敵な公園・・お花見めざして作業員の方々が一生懸命除染作業をされていました。
飯舘村のお話に戻ります。今回初めて中まで入りました。ここには老人ホームがあります。

知らない土地に行くよりも住み慣れた土地で過ごすことを選択された方々です・・ホームの周辺は自衛隊の方々が徹底的に除染したこともあり、0.5マイクロシーベルト。しかし、除雪してまだ溶けずに残っている部分で雪を測れば2マイクロシーベルトありました。
測定値はホンの数歩歩くだけで結構変わります。溝の中で測ればたまったゴミや葉によって、どんどん数値は高くなります。飯舘村の役場前で側溝の中を測ると5マイクロシーベルトありました。

上の写真は除染した土にカバーをしているものです。すごい量でしょう・・こんなものが福島中にどれくらい積み上げられていくのか、溜息が出ます。ここの管理方法ですが、放射線の性質を考えて、側面は放射能が洩れないように線量を通さない特殊なもので覆っています。でも上の覆い部分は放射線はまっすぐ上に伸びる性質なので、影響はないと言うことで、でもこの土の山の上に登ると高い線量を測ることが出来るそうです・・これ、科学的には正しいと思うんですが、飯舘の人の感情的には納得できない。上もきちんと洩れないようにして欲しと、環境省に申し入れをしたそうですが、そこは改善されなかったそうです。影響はないのだろうけど、分かりやすく、説明すべきだったろうにと思います。そばまで行って測ったら、確かに側面は0.8マイクロシーベルトくらい・・以前職員さんが、上に登って測ったときには5マイクロシーベルト以上あったそうです。
さて、このままぐあ〜〜〜っと食品の話まで書こうと思うとお玉もちょっと大変なので、それはまた明日にしましょう。
ん?池田香代子さんとともに・・のお話はどうなってるかって?ま、それもおいおい、書いていきます。

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