2013-03-14(Thu)
今日は何を書きましょうねえ・・

あ、この写真は昨日アップし損ねていた飯舘村役場の石碑
さて、震災のあった年は、果物の当たり年で豊作な上に上質なものが収穫できたのだけど、誰も買ってくれなくて、買ってもらえても値段は三分の一以下・・・直販している農家も多いけど、ご存じのように、キャンセルが相つぎました。
お玉は、この年の桃と梨を子供たちと美味しくいただき、福島の果物を初めて食べた娘チェリーは大ファンになり、この度の旅でも土産は「かあちゃん、桃!!梨!!!」(チェリー残念だが、まだ花も咲いてないよ…・・)
また、あまりにも「福島の」桃だと強調するお玉のことを息子ポッティーが叱った。「かあちゃん、福島、福島、って言うなよ。美味しいから食べてるンや、まずきゃ福島だろうが、なんだろうが、みんな食べない。」仰るとおりで…
もちろん測定して基準値以下のものを買ってるわけだけど、そのときから、素朴に「なんでこんなに放射線量が低いんでしょう?」と思っていた。あれだけ、騒がれてたんだもの、もっとでても良いはず、実際、柿はかなり高い数値がでるらしく、名産の干し柿が未だに作れない・・
果物農家の方から聞いたお話。すべての地域で言えることではないだろうと思いますが、聞いてきたお話を書いてみますね。
とにかく果樹園農家の方々は必死に、一生懸命畑をいろいろな方法で除染してる。桃も梨も随分放射能浴びたろうし、幹や葉から高い数値も出た…でも桃も、梨も思ったほど放射線量が高くならなかったのは、除染だけではなく、これらの果物の特性のお蔭らしい。
果物の中には根を横に浅く張らすものと、地中深くに伸ばして栄養をとるものがあります。桃とか梨は、何年も育てて毎年収穫するため、特に根も深く張るそうで、放射能のない土壌から栄養分を吸い上げているため果実に影響が少ない。(土壌中のセシウムは深さ5センチのところまでに96パーセントが存在する)
とは言っても、この状況がずっと続くかどうかなんて、分からない。不安でいっぱいだけど、消費者にすべての情報を公開しつつ、安全なものを作る努力をこれからも続けていきたい・・そんなお話を聞きました。
この辺りのこと、福島県のホームページに詳しくでていますので、是非一読を・・
福島県ホームページ
そして、お玉の書いた話に納得できるなあと思えるかたは、どうか今年は、ものは試しに福島の桃と梨を買ってみて下さい。むっちゃおいしい!!!!です。
池田香代子さんとも話したんですが、農家の方々の表情が「明るい」のです。みんな、昨年とは違うのです。いろいろ調べて行くことで、展望が見えてきた。それがそこここで、伝わるんです。私たちが福島に行って励ますつもりが、反対に元気もらっちゃいました。移動中のバスの中、福島の人達のお話を思い出しつつ、池田さんと二人で「来て良かったねえ」を連発してました。
さあ、次回はいよいよ!!米のおはなし。週末はちょっと出かけるもんで、更新できないかもしれないけど、楽しみに待っていて下さい。まだまだ、書ききれないよなあ・・

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あ、この写真は昨日アップし損ねていた飯舘村役場の石碑
さて、震災のあった年は、果物の当たり年で豊作な上に上質なものが収穫できたのだけど、誰も買ってくれなくて、買ってもらえても値段は三分の一以下・・・直販している農家も多いけど、ご存じのように、キャンセルが相つぎました。
お玉は、この年の桃と梨を子供たちと美味しくいただき、福島の果物を初めて食べた娘チェリーは大ファンになり、この度の旅でも土産は「かあちゃん、桃!!梨!!!」(チェリー残念だが、まだ花も咲いてないよ…・・)
また、あまりにも「福島の」桃だと強調するお玉のことを息子ポッティーが叱った。「かあちゃん、福島、福島、って言うなよ。美味しいから食べてるンや、まずきゃ福島だろうが、なんだろうが、みんな食べない。」仰るとおりで…
もちろん測定して基準値以下のものを買ってるわけだけど、そのときから、素朴に「なんでこんなに放射線量が低いんでしょう?」と思っていた。あれだけ、騒がれてたんだもの、もっとでても良いはず、実際、柿はかなり高い数値がでるらしく、名産の干し柿が未だに作れない・・
果物農家の方から聞いたお話。すべての地域で言えることではないだろうと思いますが、聞いてきたお話を書いてみますね。
とにかく果樹園農家の方々は必死に、一生懸命畑をいろいろな方法で除染してる。桃も梨も随分放射能浴びたろうし、幹や葉から高い数値も出た…でも桃も、梨も思ったほど放射線量が高くならなかったのは、除染だけではなく、これらの果物の特性のお蔭らしい。
果物の中には根を横に浅く張らすものと、地中深くに伸ばして栄養をとるものがあります。桃とか梨は、何年も育てて毎年収穫するため、特に根も深く張るそうで、放射能のない土壌から栄養分を吸い上げているため果実に影響が少ない。(土壌中のセシウムは深さ5センチのところまでに96パーセントが存在する)
とは言っても、この状況がずっと続くかどうかなんて、分からない。不安でいっぱいだけど、消費者にすべての情報を公開しつつ、安全なものを作る努力をこれからも続けていきたい・・そんなお話を聞きました。
この辺りのこと、福島県のホームページに詳しくでていますので、是非一読を・・
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そして、お玉の書いた話に納得できるなあと思えるかたは、どうか今年は、ものは試しに福島の桃と梨を買ってみて下さい。むっちゃおいしい!!!!です。
池田香代子さんとも話したんですが、農家の方々の表情が「明るい」のです。みんな、昨年とは違うのです。いろいろ調べて行くことで、展望が見えてきた。それがそこここで、伝わるんです。私たちが福島に行って励ますつもりが、反対に元気もらっちゃいました。移動中のバスの中、福島の人達のお話を思い出しつつ、池田さんと二人で「来て良かったねえ」を連発してました。
さあ、次回はいよいよ!!米のおはなし。週末はちょっと出かけるもんで、更新できないかもしれないけど、楽しみに待っていて下さい。まだまだ、書ききれないよなあ・・

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