右派の同志を探す旅へ2
2012-12-19(Wed)
コメント欄で仰るとおり、北朝鮮や中国の脅威に対して、護憲派は具体的に国民が安心出来るだけの説得材料を果たして持ててるのか?いや、持ててたら、ここまで負けが込んではいないと思うよ・・
同じようなこと、脱原発問題で、ずっとお玉は思ってる。すぐに原発をなくしたいのはお玉とて同じ気持ち、即時全廃大いに結構・・でも、それによってたくさんの失業者や関連会社の倒産に対して、納得できるだけの「ビジョン」をだれも見せてはくれない…理想論が現実味を帯びるのはもう少し先だと、少し待ってくれ、そういってくれる方がまだ、リアルさを感じた。これはお玉だけではないと思う。
だから、護憲派を単なる理想論だと攻められても、お玉は反論しづらいところも正直ある。でも、お玉みたいな素人ではなく、例えば武器をもらない自衛隊だからこそ、日本は国際貢献できるし、戦争をする国に認められていると、リアルに語ってくれる伊勢崎賢治さんのような実践派だって、実はたくさんいる。このことは、8年前、このブログを始めてから一昨年までお玉はずっと一貫して訴え続けてきたつもりです。単なるお花畑でなかったからこそ、常連に右派論客が何人もいて下さったんだと自負してる。
・・・また、一から何だと思ってる。一から、お玉自身も、憲法や立憲主義を学び直すし、右派に納得してもらえるだけのものを身につけないと、多くの人に振り向いてはもらえないと、誰よりも自覚してる。
安倍さんはともかくとして、石破さんの論に対抗できないと、勝てない。改憲派に「憲法変えたって、核武装なんかしない、弾道ミサイルなんか持たない、もちろん徴兵制もしない」・・そういわれたとき、お玉達はそれでも、憲法9条を守らないとダメなんだって、強く言えるだけの論を持たないと勝てない。そのくらいの覚悟を持って今から進みます。
で、しつこいようですが、昔自民党にいた筈の護憲派重鎮達は、今いずこへ…?
野中さんみたいに愛想尽かして自民党抜けちゃった人はすぐ見つけられるけど、自民の中の方に隠れている加藤さんとか、河野さんとか議員やめてもまだ自民にいるんじゃないの?は発掘して、話させないと…うん、絶対話してもらわないと。
編集長の挑戦より・・・
九条の軍事戦略
「九条の軍事戦略」という本書のタイトルに対しては、護憲派からも改憲派からも、強い疑念が表明されるだろうと思われる。護憲派にとってみれば、九条とは軍事の対極に存在するものであり、九条の軍事戦略という言葉や概念自体が、九条の精神を汚すものとして目に映るかもしれない。一方、改憲派にとっては、九条が軍事力を絶対的に拒否しているからこそ改憲が必要なのであって、九条の軍事戦略などというものは、そもそも最初から存在し得ないものであろう。
要するに、九条と軍事力の関係が相容れないという点では、護憲派と改憲派は共通しているということだ。いや、それは両派に共通するというだけではなく、国民全体の常識だろう。
だが私は、この既成概念に挑戦することにした。護憲派にも軍事戦略が必要だと考えるに至った。

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