超左翼おじさんのお話「体罰をめぐるデジャヴュ(既視感)」
2013-01-20(Sun)
お玉がネットで暴れているということで、みかねた超左翼おじさんがまた記事を書いて下さいました。
橋下バッシングの蔭で、教育委員会がホッと胸をなで下ろしている図・・がうかんでくる。もし、橋下市長の本当の狙いが、(有えんけど)そこだとしてら、見事に成功!・・ってかんじです。まあ、今回橋下さんやお玉や尾木さんの思うとおりにならなかったとしても、彼のいるかぎり「クラブでの顧問の体罰」について、調査や改革の手をゆるめられることはないと思う。教育委員会に負けず、がんばれと・・・・なんで、あたしゃ橋下さんの応援せにゃならんのよ〜〜〜! きっと、高校内部の生徒自身からも改革の声が上がってくる・・そう信じてる。
とにかく超左翼おじさんのお話、どうぞ!!
体罰をめぐるデジャヴュ(既視感)
お玉さんに要望されたアベノミクスに関する記事は、まだ作成中。ちょっと待ってね。それより、体罰と橋下さんをめぐるお玉さんの記事に少しだけ共感するところがあったので、自分のブログに掲載予定の記事を、一足早くサービスでお届けします。自分のブログは、会社の都合で、休日は更新できないのでね。
大阪の高校の体罰をめぐる問題が、いろいろ議論になっている。もちろん、これに関連したテーマの本は、これから出していく。
最初に出るのは、2月。タイトルは『教育現場での柔道死を考える 「子どもが死ぬ」学校でいいのか!?』。体罰ではないが、部活や授業でやられる柔道で子どもが死ぬ問題をめぐって、全面的に深めた本だ。
毎年、4人が亡くなっているそうだ。それなのに、文科省が乗り出して、その根絶のためにがんばっているという話は聞かない。学校で子どもが死ぬって、大変なことなのに、教育関係者には敏感さが足りないのではないか。その問題提起をする本である。
著者は、山本徳郎先生。なんと日本体育学会の元会長だ。奈良女子大学の文学部長をつとめた経験をもつ。
次は、5月かな。体罰問題を直接のテーマにしている。教師だけでなく、スポーツ関係者なども含め、包括的な角度から接近した本。
そのなかでも出色なのは、体罰を受けた子ども自身が出てくること。中学の時、野球部で体罰を受け、みんなで連判状つくって校長のところにおしかけ、体罰をやめさせたという子どもが登場する。
すごいね。橋下さんには、そういう感じで、子どもを励ます話をしてほしいなあ。
というか、体罰と橋下さんをめぐる話って、どこかで見た話の再現のような気がする。そう、原発問題だ。
原発をめぐって最大の責任をもつのは、それをつくって安全神話をふりまいた自民党の政治だった。もちろん、事故が起きて以降の民主党政権の対応も、大きな問題があった。
ところが、それよりも橋下さんに対する批判を重視する人も少なくなかった。いまの体罰問題、それと似通った構図になりつつある。
この問題で責任をとるべきは、誰よりも体罰をした先生。それを許容し続けてきた学校とか教育委員会。そして教育行政でしょ。
ところが、そうやって責任をとるべき人たちは、あまり発言しない。まして、何の改革案も出さない。
一方、いい改革案かどうかは別にして、橋下さんだけは改革案を出す。その改革案がおかしいということで、左翼の批判は橋下さんに集中する。
結果として、責任のある人たち、改革案を出すべき人たちは、批判の外側にいる。文科大臣なんて、橋下さんのやり方を批判していて、いまや安倍政権は、橋下さんの横暴から子どもを守る防波堤みたいなポジションを確保しようとしている。
その結果、安倍さんのつくった教育再生実行本部が何をやっても、橋下さんにまかすよりはいいということになりかねない。それって、変でしょ。

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橋下バッシングの蔭で、教育委員会がホッと胸をなで下ろしている図・・がうかんでくる。もし、橋下市長の本当の狙いが、(有えんけど)そこだとしてら、見事に成功!・・ってかんじです。まあ、今回橋下さんやお玉や尾木さんの思うとおりにならなかったとしても、彼のいるかぎり「クラブでの顧問の体罰」について、調査や改革の手をゆるめられることはないと思う。教育委員会に負けず、がんばれと・・・・なんで、あたしゃ橋下さんの応援せにゃならんのよ〜〜〜! きっと、高校内部の生徒自身からも改革の声が上がってくる・・そう信じてる。
とにかく超左翼おじさんのお話、どうぞ!!
体罰をめぐるデジャヴュ(既視感)
お玉さんに要望されたアベノミクスに関する記事は、まだ作成中。ちょっと待ってね。それより、体罰と橋下さんをめぐるお玉さんの記事に少しだけ共感するところがあったので、自分のブログに掲載予定の記事を、一足早くサービスでお届けします。自分のブログは、会社の都合で、休日は更新できないのでね。
大阪の高校の体罰をめぐる問題が、いろいろ議論になっている。もちろん、これに関連したテーマの本は、これから出していく。
最初に出るのは、2月。タイトルは『教育現場での柔道死を考える 「子どもが死ぬ」学校でいいのか!?』。体罰ではないが、部活や授業でやられる柔道で子どもが死ぬ問題をめぐって、全面的に深めた本だ。
毎年、4人が亡くなっているそうだ。それなのに、文科省が乗り出して、その根絶のためにがんばっているという話は聞かない。学校で子どもが死ぬって、大変なことなのに、教育関係者には敏感さが足りないのではないか。その問題提起をする本である。
著者は、山本徳郎先生。なんと日本体育学会の元会長だ。奈良女子大学の文学部長をつとめた経験をもつ。
次は、5月かな。体罰問題を直接のテーマにしている。教師だけでなく、スポーツ関係者なども含め、包括的な角度から接近した本。
そのなかでも出色なのは、体罰を受けた子ども自身が出てくること。中学の時、野球部で体罰を受け、みんなで連判状つくって校長のところにおしかけ、体罰をやめさせたという子どもが登場する。
すごいね。橋下さんには、そういう感じで、子どもを励ます話をしてほしいなあ。
というか、体罰と橋下さんをめぐる話って、どこかで見た話の再現のような気がする。そう、原発問題だ。
原発をめぐって最大の責任をもつのは、それをつくって安全神話をふりまいた自民党の政治だった。もちろん、事故が起きて以降の民主党政権の対応も、大きな問題があった。
ところが、それよりも橋下さんに対する批判を重視する人も少なくなかった。いまの体罰問題、それと似通った構図になりつつある。
この問題で責任をとるべきは、誰よりも体罰をした先生。それを許容し続けてきた学校とか教育委員会。そして教育行政でしょ。
ところが、そうやって責任をとるべき人たちは、あまり発言しない。まして、何の改革案も出さない。
一方、いい改革案かどうかは別にして、橋下さんだけは改革案を出す。その改革案がおかしいということで、左翼の批判は橋下さんに集中する。
結果として、責任のある人たち、改革案を出すべき人たちは、批判の外側にいる。文科大臣なんて、橋下さんのやり方を批判していて、いまや安倍政権は、橋下さんの横暴から子どもを守る防波堤みたいなポジションを確保しようとしている。
その結果、安倍さんのつくった教育再生実行本部が何をやっても、橋下さんにまかすよりはいいということになりかねない。それって、変でしょ。

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