映画を観てないけど、カンド〜
夜中に「ダブハン」されてるそこのあなた・・・そんな怒りに満ちあふれるような文ではなく、人に聞いてもらえる文章を書いてごらん・そしたら表に出してあげるから。・・・・とまたしても指導しておきます・・・・・
![]() | 君の星は輝いているか―世界を駈ける特派員の映画ルポ (2005/12) 伊藤 千尋 商品詳細を見る |
伊藤千尋さんの映画ルポの本、この中の映画の殆どをお玉は、題名だけ知っているけど、観てないものばっかりで・・・・・にもかかわらず普段滅多とうるうるしないお玉が3カ所で「うるうる」してしまった・・・・・(花粉症のせいもあるでしょうが)
昔お玉は、浜村純の「ほたるの墓」の映画解説を聞いただけでうるうるし事があるけど、そういう「泣かせる」テクニックの話ではなく、伊藤千尋さんの文章って何故か泣けます。とっても軽く読める本なのに。
自身の特派員としての経験を映画の中にちりばめる・・いや逆かな、経験の中に映画の話がちりばめられていてそれがとてもいい具合に交わってるのよね。
特に伊藤さんが、新聞記者として長崎に赴任したさいの被爆者への取材の話はみんなにも読んで欲しい。まだ若かった伊藤さんは8月の原爆忌のために被爆された方々への取材を試みるのだが、いくら聞いても話してもらえない・・「すこしくらい話してくれたって」「どうして原爆だけがこんなに特別扱いされるのか」「一般の空襲で亡くなった人々と何が違うのか」とそのときに感じていた思いを書きつつ・・・・
一年二年とその地にいる中で段々と被爆者の心を理解し、三年目になると、被爆者のお宅を訪れて相手が口を開いてくださるまで、じっと何時間も待って話を聞くようになったそうです・・
なぜ口を閉ざして語れないのか・・ベトナムでの経験からその本当の理由を伊藤さんは知るのですが・・・
話がずれますが、南京大虐殺や沖縄集団自決の話になると、捏造だとかなかったとか言われてしまう、その背景もこの口を閉ざす話に結局はつながっているのだと思う。(注意!!ここであったかなかったかを蒸し返さないでね、記事違いだ。)
つらく惨い過去を原爆の日が訪れるたびに詳しく記者に語らねばならない・・そのたびにそのときの情景が思い出され、脳裏に展開されてしまう・・だから安易には「語れない」のですね・・・・・・
##フランコ将軍独裁当時の市民の様子を描いた「蝶の舌」ネタバレは避けますが、主人公の少年が先生に言った言葉の意味をおもうと・・ 文面で読んでるだけなのに泣けました・・くそ〜・・映画観なきゃ。
- [2008/03/11 13:50]
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