映画「靖国 YASUKUNI」名古屋で中止になったいきさつ
2008-04-03(Thu)
AMLと反米嫌日戦線の死ぬのは奴らださんに教えて頂きましたが・・・
これ、書くのにちょっと勇気がいりそうです。
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名古屋の「靖国 YASUKUNI」上映に関して日本会議の方が上映を取りやめるように「説得」に行かれてたそうですね。驚きました。
毎日新聞より
「靖国」上映中止:名古屋では延期
映画「靖国 YASUKUNI」の上映を巡り、5月3日から上映予定だった名古屋市千種区の映画館「名古屋シネマテーク」が延期を決めたことが分かった。延期について同館は「東京で取りやめになったため、公開時期を見計らった。安全な環境を作り社会的な状況を見て、あらためて上映について検討している。いろいろな意見が寄せられるが、圧力によって延期したのではない」としている。
と映画館側も表向きおっしゃってますけど・・だって、そりゃ「日本会議」の方と2時間にわたってお話して決定しました・・とはいえないよね。
ここまで書いて、ちょっと手が震えてる・・・一応お玉に自覚があろうがなかろうが、政治ブログではそこそこ有名なんだよな、お玉って・・・・・もしもネット上以外の場所で脅かされちゃったりしたらどうしましょう!!!!ああ、みんな!!勇気を!!
この説得の様子を日本会議の方は自身のブログで事細かに書いているので、信憑性は高いと思います・・
さあて、お玉がいいたいのは、稲田朋美議員はたしか日本会議のメンバーでしたよね???今回の一件で稲田朋美議員がおっしゃっているいい訳
「そういう勢力が入ってくることは迷惑だ。街宣活動で表現や政治活動の自由が制限されることは、あってはならない」
を考えるとき、稲田さん、あなたはこの名古屋の上映阻止のための「恫喝行為」に対してどのようにおっしゃるのでしょうか?あなたと同じ会のお仲間が、こういう事をやり、相手が萎縮して上映を中止してしまった事実について、あなたは無視を通すのですか?「私は関係がない」・・・と
お玉はオタマジャクシのお玉でした。え、しらんかった??
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コメント
『八紘一宇』は、全世界を日本の国体というひとつ屋根の下に!という意味では使っていないのですか?
あるいは右派のいくつかの宗教団体のように、全世界をひとつの宗教の下に!とか、ひとつの思想の下に!というのも在りますが…。
東亜連盟?アジアの団結?
カン・サンジュンさんの東アジア共同体ですか?
この二つがどうやって結びつくのか、意味不明です。
こちらのブログを借りて申し訳ないけれど、タケ坊様はじめ「プライド」のようなまっとうな映画の上映運動に関わった、まっとうな民族派の諸君、「靖国」の上映に向けて、エセ民族派、エセ右翼と戦うべく共闘しませんか?
八紘一宇、東亜連盟構想などまっとうな思想を持つ民族派の諸君は、監督が中国人だから「反日」だ、などという単純な決め付けはしないはずです。
少数派の表現の自由を多数派に向かって叫ぶ、その一点において左派も右派も共闘できるはずです。
共闘しようぜ。
>「プライド・運命の瞬間」、「ムルデカ17805」抗議運動も恫喝にあたるんじゃないでしょうかねぇ.
あたる可能性もあるでしょうね。スターリニストのやることは、右翼・日本会議の類と瓜二つだから。
「プライド」は、結構、昭和天皇の戦争責任にまで踏み込んだ気骨のある映画だったよね。確か「朝日」も誉めてた記憶がある。
今回の「靖国」もそうだけれど日本ではあいも変わらず、昭和天皇の戦争責任に触れることを嫌うんだな。左右を問わず。
しかし、「プライド」も「ムルデカ」も結構大きな劇場で公開されたと思うけれど。
うーん、大阪か。(ーー;) 出来ればもっと近いところで、自主上映やってくれないかな・・・・
と考えていたところに、この日本会議の話です。日本会議にも稲田さんに言いたいのと同じく、「あんた等、何様だ!」と言いたいですね。反日映画かどうか?国が金を出すべき映画じゃなかったかどうか?どうして国民に見せて判断させないんですかと。国民がみんな、あなた方より愚かだというわけではないんですよ、と。
映画「靖国」の公式サイトではあの、一水会顧問の鈴木邦男さんも
「靖国神社を通し、<日本>を考える。『戦争と平和』を考える。何も知らなかった自分が恥ずかしい。厳しいが、愛がある。これは『愛日映画』だ!」
と試写の感想をおっしゃっているんですが。それを「反日映画だ」と一方的に言われても、観せてもらわないことには私には納得できません。だいたい、反対している人たちも、そのほとんどがまだ観てはいないんじゃないですか?
ちなみに私は靖国神社にはこれまでに三回、参拝しています。そしてそのうち一回は遊就館にも行きました。二十年以上も前のことなので、細かいことは忘れましたが、当時は遊就館の入り口付近に「海の特攻隊」で使われた「人間魚雷 回天」の実物が(たしか露天で)置かれてあったのは覚えています。
私の母方の伯父は回天の整備兵でした。母の話では、沢山の兄弟の長兄だった伯父は、元々面倒見のいい優しい人だったそうでしたが、戦争が終って帰って来た当初は、とても気持ちの荒れた怖い人になっていて、うっかり何か言えばすぐに怒鳴られたり殴られたりしたので弟妹は、みな恐れていたそうです。「今思えば、あの頃の兄さんは、同世代の若者たちが、魚雷艇に乗って還らぬ旅に出て行くのを何度も見送ってきていたはず。だから自分が無事に帰って来たのを素直に喜べなかったのかもしれない」と、母は言っていました。
その回天の錆びかかった実物を見たとき、「こんなものに乗せたんか・・・」という、わびしさと怒りの入り混じった、切ない気持ちになったのを覚えています。前途のある若者たちを、こんな鉄の缶詰のようなものに乗せて死に追いやった人たちがいるということ。他者の命を捨て駒にして、結局、自分たちは生き延びた人たちがいるということ。そのことに対する怒りがこみ上げてきて、なんともやりきれない気持ちになりました。
愛知の日本会議の人は、上映予定だった名古屋の館の代表者に対して「まず、靖国、遊就館に参拝してどんな感想を持っているのか、それに対して今回の『靖国』の主張を主催者はどんな判断をしているのかを問うた。しかし靖国にいったことがない、遊就館展示を見たことがないとの回答で肩透かしを食った格好。日本人の感性を問おうとしたのに当て外れ。」との感想を持ったそうですが、そもそも、「日本人の感性を問う」とは何を期待してのことなのでしょう?靖国を参拝したり、遊就館を見たのが日本人であるならば、皆、自分と同じ感想を持ってくれるはず、とでも思い込んでいるとしたら、それは「甘え」というものです。
試写の感想を見る限りでは、監督は中国人であるにもかかわらず、日本人の間でもけして一様とは言えない靖国に寄せる思いをそれぞれ丁寧に拾い上げているようです。
それを「中国人が作ったのだから、反日映画に違いない!」とか、「上映させたら俺たちの負けだ!」みたいな幼稚なことを言って騒いでいるようでは、すでにして「負け」というものです。いいから、そこをどいて国民に観せてみなさい!
うんうん、恫喝行為は確かにイカンですな。
まぁ、私はその場にいたわけではないので実際のやりとりを知らないですから軽々に恫喝だとか稲田議員と直接かかわりがあるような言い方はできませんが。
あのブログに書いてあったことが真実なら説得の範囲だと思いますけどねぇ。
事実として問題のある助成金の出方もしてるわけですし、肖像権侵害のおそれもあるわけですから。
仮にそれが恫喝にあたると言われるのならこちらの団体の展開していた「プライド・運命の瞬間」、「ムルデカ17805」抗議運動も恫喝にあたるんじゃないでしょうかねぇ。
http://www.ei-en.net/frenet/jiyunet.htm
ちなみにこの団体、前のエントリーのリンク先にも出ていた映画人九条の会の前身団体なのをTellで確認しました。
うーん、ダブスタって気持ち悪いですねぇ(笑)
映画そのものはまだほとんどの人が見られない状態なのだから、我々は判断しようがないわけです。伝聞や、固定されたイメージだけでなく、自分の頭で考えようとするならば。
なのに「無論上映となれば断固抗議行動を徹底し、日本の正義を守る覚悟である」と、恫喝によって議論の入口にも入れさせまいとする者がいること。
「民主主義」に価値を見出している者にとっては、このことだけで十分批判の根拠になりますよ。
そしてかれらの唱える「日本の正義」とは、民主主義とは何の関係もないことが明らかになりました。
こんにちわ。
さもありなんと思いきや、驚くべき事実。
これは私の邪苦笑(弱小)ブログでも紹介させてください。
「靖国派・日本会議」は、安倍晋三がつぶれてから、稲田朋美を尖兵にして、復活を狙う策動を繰り返していたが、歴史の亡霊を表舞台に断たせるわけには行かない。
靖国のお墓の周りでウヨウヨするのが尾に愛だろうに・・・。
憲法に対する挑戦、許すべからず!ってとこです。
日本会議に突撃しますわ。
稲田が日本会議の会員とは忘れておりました。
また事務所に電話してみます。
この国を良くしたいという愛国心の持ち主が、一本筋の通った礼儀正しさを持たないとは思いたくない。
そうした脅し文句を言ってくるごろつきは少なくとも愛国者ではない。
断じて!
ちょっとオ~バ~でしたね。(^^)
なんせ、最近殺すとか死ねっていうコメントがはいるので・・・・
>彼らの心中を慮り、関係ないことだと見捨てておかずに自分が同じ立場に立って希望を拓く生き方をしようと、そういう勇気を持ち、あるいは決心をしてもいのではないでしょうか?
ここ、激しく同意します。たいしたことは出来ずとも、そういう風にお玉は生きていきたい・・
>あ、真面目にお玉さんがコワイ目に遭ったら、すぐに書いてください、きっとみんな味方ですよ。
うん(^^)サンキュ!!元気と勇気100倍です!
お玉さんが脅される可能性はあんまり感じませんが、誰しもひとりの人間としてそういう状況は嬉しくないものだと想像します。で、こんなことを言ってもダメかも知れませんが、実際に戦火が身の回りに降りかかっている人々、たとえばイラクだとかレバノンだとか他の地域で暮らす人たちは、毎日毎日おそれや心配とともに暮らしているのだと考えるなら、ただ自分がそんなところに生きなくていいことを幸運だと喜ぶだけでなく、彼らの心中を慮り、関係ないことだと見捨てておかずに自分が同じ立場に立って希望を拓く生き方をしようと、そういう勇気を持ち、あるいは決心をしてもいのではないでしょうか?お玉さんが危険にさらされたときは、いつでも助けに行きます!って言える人は結構たくさんいると思うのですが、でもイラクの人たちは、パレスチナの人たちは、誰にも助けてもらえない・・・
ちょっとアタマ大丈夫?とか言われそうですが、こういうヤツですのでとりあえず許してくださいね。あ、真面目にお玉さんがコワイ目に遭ったら、すぐに書いてください、きっとみんな味方ですよ。
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