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NHK BS 世界のドキュメンタリー 「ブッシュの戦争」

お玉の持っていきかたが悪かったか・・かえって煽っているのはお玉なのね。

この手の話でつい、カッとしてしまうのは、実は気が短い証拠か・・反省・・

イラク事件の話は時間を置いて再考・・・・・夜中にひと言言い放しでうれしそうにストレス解消に来るおバカさんがいますけど・・そういうのは表に出しません。

伊藤さんのことは・・・コメント欄にも書いたけど、お玉も右派左派いずれも「誰の責任」論を出す時ではないと思う。

それと、自衛隊派兵がらみのお話は町村、高村、そして民主党の前原がさっそく過激に発言したらしいけど、とりあえず、今はやめておきます・・・詳しくは日本がアブナイ!さんをご覧下さい<(_ _)>

さて、今夜から5夜連続で ブッシュの戦争というドキュメンタリーがあります・

NHK BS 「世界のドキュメンタリー」 0:10~1:00

ブッシュの戦争 

第一回 9.11からアフガン空爆へ

第二回 対イラク 政権内部の攻防

第三回 混迷のイラク

最終回 出口なき戦い

ブレアと戦争

ボストンの公共放送が制作した作品だそうです。今週はこれらを見て頭を整理してみます。。。

 otamaいつもいつも、お玉を応援してくれてありがとう!!そしてポチしてくれて、ありがとう!  

気がつけばいつの間にやら、総合500位圏内です。政治への関心が高まってきたのか、日本がアブナイ!村野瀬玲奈の秘書課広報室喜八ログもみなポチの数を上げているみたい・・・・みなさんの応援で左派リベラルをどうか盛り上げてください。よろしくお願い致します。

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(非公開コメント受付中)

鈴木邦男さん、いいねえ!
マガ9の連載読んでみました。鈴木邦男さんのは、小気味いい論ですね。「一挙に3億人の地球防衛軍」・・・ どんな異星人が攻めてきても大丈夫、みたいな。^^
 ところで一応、このコラムへの自分なりの感想を述べておきますと、やっぱり直接的すぎる、と思います。国民がすべて国政に参加する案は非常に魅力的ですが、政治のレベル低下を免れないところをどう解決するのか。政治家にまかせっきりでいられるからどんな批判でも文句でも言えているわけで、では実際に自分たちが責任を負うことになれば、話はまったく違ってくるのは当然ですからね。本気ならそれでもやるべし、という気持ちはありますが、高い確率で今の世間を破壊するような決断ができるのは、日本の中でいったい誰なんだろう・・・
 もうひとつ、兵役ですが、別に兵役にしなくて海外派遣の枠組みを本格的につくればよいと考えます。個人個人の専門の力を海外で活かす、それを平和構築の礎にする、そのシステムを本格的に整備する、ODAなんか目じゃないくらい有効な人的資源の投下を行う、でいいんじゃない? だから、日本人は国を守るのはやめて世界を構築するために生きるんですよ、ね。
 あ、実は鈴木さんとは全然オポジットかも。^^;
 それとすみません、このコメント、記事違いになります・・・


要は
 権力を抜きにして考えると。

 マスメディアがなぜか事実を伝えない。国民がなぜか事実に基づいて考えない。
 
 よって、必ず崩壊するバブルに踊り、結局大崩壊して、国民の税金で大銀行を救う。

 そして、国民は赤字がどんどん増えるのに、それをやめさせることはできなくて、自分たちの首を絞めている。

 どうすればいいか。まずマスメディアに真実を流すようにさせて、赤字がどのくらいあり、どういうようにすればなくなるかをひとりひとりの頭で考える。そして無くす。以上。単純である。

 権力がなければ・・・の話だが。

 権力はマスメディアを支配して、情報を国民に教えず、だます。そしてなにも知らない主権者は当たり前だが、なにも判断できず、選挙にいかなくなる。それでわずか一割にもみたない人たちの支持で国会の九割の議席がきまり、一割の中のほんのひとにぎりの権力者の命令が幅をきかせる。

 以上、とても複雑。

 そして、評論家は、国民の責任だとのたまわる。しごくごもっとも。
 だまされた国民が悪いのだ。しごくごもっとも。

 私はどうしようもできず、ただ、呆然とながめるのみ。祈ることしかできない。


独白
理屈でわかっていることと、実際に自分が体験して、わかっていることとは天と地ほどに違います。自分が体験できなかったことは体験した人の話を聞き、想像力を働かせるしかないのですが、そうしないよりはましでしょう。そしてその結果として、ものの見方が変わり、行動も変わることはあると思います。そうした人が増えることで社会が変わることもあるでしょう。


十文字(衆愚代表)さん

>固定的な支配者階級が存在するのであるのならば

民主主義国家には建前とは別に、常に権力の分立という矛盾があります。
その矛盾を認めた上で、上記のように治者が論う憂いに付き合うと、ろくな事は無いということです。

>その治者を選出しているのが、非治者(私は「被治者」だと思うのですが…)の選挙によってであるということを、貴方は失念されておりませんか?

よく言われていることですが、現実にある矛盾を無視して、建前に囚われすぎると無責任な責任の霧散が起こります。

>結果として「支配者への依存」

延々と逆のことを言ってきたのですが。
被治者が権力者として治者と向き合えば、性急な非武装論も、治者の都合による戦争に動員されることも少なくなると思うのですが。


キンピーさんに
>っと、まぁ冗談が過ぎましたが、治者の憂いなど非治者にとっては
>それほどバカバカしく、とことん迷惑なものでしかないということです。

 その治者を選出しているのが、非治者(私は「被治者」だと思うのですが…)の選挙によってであるということを、貴方は失念されておりませんか?
 固定的な支配者階級が存在するのであるのならば貴方のおっしゃるとおりですが、現実には世襲によって日本の国政の一部を担う天皇も、憲法によって厳格に拘束されております(実は戦前も同様です。故に「天皇機関説」が提出されたのです。ただ、統帥権が暴走したのは事実ですが、これを長谷部恭男教授は昭和天皇の個人的責任にせず、「大日本帝国憲法は調整機能が悪かった」と論じております)。
 
 「国家とは何か」という観点もなく、ただ「市民対支配者」という構造で政治批判するのは前近代的で、流石にもう止めるべきだと個人的に思っておりますが、現実はいまだにそれが続き、結果として「支配者への依存」を招いているのでしょう。

 鈴木邦男氏はその日本の世情を皮肉って、「強いリーダーを欲する”蟻の集団”」という寄稿を、護憲サイト「マガジン9条」にしております。

http://www.magazine9.jp/kunio/080917/

 しかしまあ、「マガジン9条」の編集部の方々も、よくもまあこんな「毒含みのズボシ論」の掲載を決断できたなと、本気で感心します。
 私の投稿もキツイものが多いのですが、これは極め付けですね…。
 「護憲ルネッサンスここにあり」といったところでしょう。


衆愚的知識人抜粋法
わくわく44さんへ

>戦場は悲惨です。戦争は悲劇の発端となります。軍備の拡張は緊張を
>増します。軍備の縮小は主権侵害のリスクを増やします。戦争の回避
>は悲劇を防ぎますが、自国民の権利利益を、理不尽であっても制限
>される怖れが出てきます。

 それらのリスクを回避する解としては、自国と、そして敵になりえる諸国との相互的かつ恒久的な軍縮の実践であるといえましょう。
 ある一国の一方的な軍縮は、結果として戦争を誘発させます。
護憲派の憲法学者であります長谷部恭男教授は、ゲーム理論を駆使してそれを説明した後、以下のように述べております。
「第二次世界大戦後の歴史を見ても、朝鮮戦争やフォークランド紛争のように、ある地域を実力で防衛する意志がないという誤ったシグナルを相手方に送ることで戦争が引き起こされた例を挙げることは容易である。
 徹底した平和主義は、その意図せざる効果として、国家間の関係を不安定にする。」(長谷部恭男著「憲法と平和を問いなおす」P148-P149)
http://kiyosakari.blog105.fc2.com/blog-entry-15.html
 しかしわくわくさんもおっしゃるとおり、一方的な軍拡もまた、戦争誘発の原因です。
世宗大学の朴裕河教授は、
「そして軍縮は、信頼があってこそ可能だ。相手に対する疑いと怖れは、警戒心を呼び覚まし、結局は地球上の全ての国を核兵器で武装させることだろう。あるゆる不和は、そのように不信と警戒心からはじまるのだ。不和が不信を有無のではなく、不信が不和を生み出すのである。」(朴裕河著「和解のために」P229)
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/1759b2616f85d330bafc08afeb370e5f
とおっしゃっております。
 軍縮には相互不信の解消が最も重要でしょう。

>反戦平和を唱え、護憲を唱えている人たちの最大の欠点は、
>「論点ずらし」です。

 朴教授はこうもおっしゃっております。
「日本の憲法九条改定の動きを、軍国主義の復活といって批判するためには、韓国もまたいつの日にか、軍人のいない国家を作り上げるとの前提が、まず必要なのである。そうでない限り、自らの安全保障のために軍隊を持つ「普通の国家」になろうとしている日本を説得できる力は、韓国にはない。」朴裕河著「和解のために」P229)

>このトレードオフの関係が厳然として存在する以上、戦場の悲劇を
>もって戦争の抑止を唱えるだけでは、実際には戦争は止められない
>、という事実を認識し、その上で「それさえあれば」というものが
>ないということも素直に認めて、「いや、それでも、実力行使に
>至らないまでに解決する道を模索する」というマインドにならな
>いと、反戦平和の思想は虚しいだけになってしまいます。

 全くその通りですね。
護憲派の内田樹教授は、それを「リスクヘッジ」という言葉で、このように述べております。
「政治・外交の話をするときに優先的に配慮すべきは、綱領的に整合的な理論を語ることではなく、「政治的に正しい」言葉を語ることでもなく、イデオロギー的確信や、憂国の至情を正直に吐露することでもない。どうすれば、日本が生き延びる上で遭遇するリスクをコントロールし、マネージし、ヘッジすることができるかという問いについてクールに考えることである。」(内田樹著「9条どうでしょう」P023)
http://www.tokyo13.jp/2008/05/post-30.html


管理側からは手直し出来ないシステムです~訂正はご自身でお願いします。


わくわく44さん
>しかし、戦争は「政治」の世界の話であって
>民主国家の最大の使命は、国民の生命財産を保護し、権利自由を最大限保障すること。

この中でもっとも大切な生命ですが、国家間の争いに直接利害関係の無い国民を差し出すと、精神的にも肉体的にも壊れたり死んだりしますので、国家が国家間の戦争に国民を差し出すのは目的からして矛盾しています。
国家間の戦争が政治の問題であるならば、指導者が話し合うか、それでも歩み寄れない部分については実力行使の代わりにジャンケンか丁半博打で決めていただくと。
指導者が国民にさせるような血で血を洗うような事がお好みならロシアンルーレットという手もあります。脳味噌ぶっ飛ぶのは私はあまり見たくはありませんが、実力行使を禁止してそんなルールにしたら必死になって妥協点を探すでしょうね。しかも双方が協力的にならなければいけないので、今よりもっとスムーズに事が運ぶでしょう。

何にせよ、被治者である私は治者が国家というシステムを守るために非治者を戦争に駆り出すのには反対しますし、協力なんてバカバカしいので一切拒否します。
なぜそれほどまでに非協力になるかというと、戦争に勝ったところで私には実入りが少ないですし、戦争のために増税となればマイナスかも知れませんから。
あ!国民の財産も戦争につぎ込むんだ。
こりゃイイとこ無しです。
被治者にとっては戦争はしない方が断然得ですね。

っと、まぁ冗談が過ぎましたが、治者の憂いなど被治者にとってはそれほどバカバカしく、とことん迷惑なものでしかないということです。


戦争と戦闘と戦場
戦場の悲惨さ、特に原爆投下後の広島長崎の惨状などは、「二度と戦争はやってはならない」と思い起こさせるものがあります。
それと同じような光景が、イラクやアフガンだけでなく、グルジア、ソマリアにも見られる。目の当たりにすればするほど、気持ちとしては理解できます。

しかし、戦争は「政治」の世界の話であって、単なる感情論だけでは語れないところに難しさがあります。

民主国家の最大の使命は、国民の生命財産を保護し、権利自由を最大限保障すること。そして、国家が国家として機能せず、憲法が機能しないとなれば、これらはすべて吹っ飛んでしまうわけです。


反戦平和を唱え、護憲を唱えている人たちの最大の欠点は、「論点ずらし」です。
今、私が掲げた課題をクリアすることなしに、論点をずらして持論を正当化しようとするところが、護憲の説得力が失われる最大の原因だということに目を向けていない。

戦場は悲惨です。戦争は悲劇の発端となります。軍備の拡張は緊張を増します。軍備の縮小は主権侵害のリスクを増やします。戦争の回避は悲劇を防ぎますが、自国民の権利利益を、理不尽であっても制限される怖れが出てきます。

利害対立が発生したとき、その解決の最終手段は実力行使です。それ以外にも解決手段はありますが、いずれも「それさえあれば」というものではありません。なんだかんだ言っても、実力行使以上に最終的に解決する方法は、人類は見つけ出してはいないのです。

このトレードオフの関係が厳然として存在する以上、戦場の悲劇をもって戦争の抑止を唱えるだけでは、実際には戦争は止められない、という事実を認識し、その上で「それさえあれば」というものがないということも素直に認めて、「いや、それでも、実力行使に至らないまでに解決する道を模索する」というマインドにならないと、反戦平和の思想は虚しいだけになってしまいます。


訂正と続き
この前のコメントでは、タイトルとハンドルを入れる場所を間違えてしまいました。それから番組の名前ですが、「NHK特集」ではなく、「NKHスペシャル」でした。ついでと言ってはなんですが、それに関連してこちらの本など↓をプッシュさせていただきたいと思います。

(自らが加わった戦闘に巻き込まれ、バラバラに吹っ飛んでしまった、幼い少女の遺体の一部をカメラに収めて)
>「仲間が『そんなものを撮るなんて正気か?』って言ったけど、僕はどうしても撮りたかった。なぜだと思う?」私は黙って彼の目を見つめ返した。
 「生きているかぎり、永遠に忘れないためだよ。僕の魂の一部が壊れてしまったこの日のことをね。
 僕は知ったんだ。これが戦争なんだって。人間の魂を壊してしまうものなんだって。僕は人を殺したよ。何人もね。でも、銃を取って最初の一人を殺したときに、これで自分は永遠に許されないって思った。次に殺されるのは自分かもしれない、でもそれは当然の罰なんだって。部隊にいるほかの兵士たちも同じ気持ちだった」
 (堤未果 著『報道が教えてくれないアメリカ弱者革命』海鳴社 イラク帰還兵で反戦運動に転じた青年へのインタビューより)

>「俺には列車がやって来るのが見えるんだ、」とリックは言った。「二十代三十代の壊れた若者たちをぎっしりと乗せてくる列車がね。この先35年間は精神科の治療が必要になる若者たちだ」
>「問題は、どうしてそうなったのか?じゃないんだ。なぜ俺たちはベトナムから何も学ばなかったのか?なんだよ」
(前掲書 「退役軍人ホームレス専門プログラムの責任者」へのインタビューより)

>1970年。私は23歳でホームレスでした。
>勲章を四つももらったベトナム戦争の英雄という経歴は、黒人で、しかも高校すら満足に出ていないわたしには結局、なんの役にも立ちませんでした。アメリカのために死をかけて戦った代償として、軍がくれたものとは、その役に立たない勲章とたったの四百ドルだけでした。しかも、夜な夜なわたしは恐ろしい悪夢に苦しんでいました。

>夜ごと眠りにつくたびに、心は地獄をさまよい、おぞましい光景に、はりさけんばかりのさけびをあげ、その自分の悲鳴に驚いて目を覚ますのでした。私はねむりの中でいまだベトナム戦争を戦っていたのです。でもそれは英雄としてではなく、にげまどう兵士として、恐怖と戦っていたのでした。いや、そのとてつもない恐怖が生き物のように全身にくまなく巣くって、日が沈むたびに首をもたげ、うごめいていたといったほうが正しいかもしれません。
>実家に住めなくなったのも、この悪夢のためでした。
(ベトナム帰還兵で元海兵隊員の反戦運動家 アレン・ネルソン著 『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか』講談社 より)

ベトナム帰還兵と言えば、現在共和党の大統領候補のジョン・マケイン氏もそうです。マケイン氏の場合、先祖代々の海軍エリートで、参戦したのは爆撃機のパイロットとしでした。撃墜されて5年間も捕虜になり、拷問を受けるという辛酸を舐められたということで、その体験も並々ならぬものではあります。(当時、父上が司令官かそれに近い立場であったために、ベトナム側の“取引材料”になったことが生き延びるために幸いしたということはあったようです)一方で、地上のジャングルを這い回り、自らの手で目の前に現れる敵を次々と殺し、更に作戦遂行の一部として、部隊の仲間と共に村を襲って女性や子供や老人たちをも虐殺してしまったという体験を持つ一歩兵のネルソン氏。捕虜になって痛めつけられるのと、どちらが辛いのか、体験していない者にはわからないことではありますが、戦争についての思いにも違いがあるのでしょうか?

私の一族の場合、かつて徴兵されたのは父母の兄である伯父たちでした。その伯父たちや、家族ぐるみで親しくしていた近所のお年寄りから、ポツリ、ポツリと戦地や捕虜時代のことを僅かに聞いたこともあります。しかし、それは本当に僅かのことでしかありませんでした。皆、今となっては故人です。本人たちにとっては語るには辛い過去だったのかもしれないのですが、なぜあの時、もっと詳しく聞いておかなかったのだろうと、とても後悔しています。せめて、他国の人であっても、一兵卒として戦場に立った人たちの声を貴重なものとして聞いておかなければと思うのです。


十文字(衆愚代表)さん
ずいぶん前になりますが、フリーソフトのネットフォンで北京大学の学生と日中関係や中国や日本で今流行っていることについて何度も話し合ったことがあります。
色んな考えの人がいますが、少なくとも相手を知ることによって私の中から“脅威”のレベルは格段に下がりました。

政治体制も違いますし、情報伝達のツールも差がありますから、直ぐにというわけにはいきませんが、ゆるい連帯は可能だと思っています。

そういう意味ではこのNHKの番組を一番観て欲しいのはイラク・アフガニスタンの人々と、そこに展開するアメリカ兵かも知れません。


キンピーさんへ
>それよりも想像力をたくましくし、他者を自分や自分と近しい人と重ね合わせ、
>ひたすら戦争に非協力になる。
>誰でもできそうなことから始めれば良いんじゃないでしょうか。

自国の人々と、敵国と看做された人々が、お互いに協力し合い、お互いがひたすら戦争に非協力になれば、戦争は起こりっこないと思うのですが…?

理想論でできっこない?

少なくとも、日本だけが非武装絶対平和主義を実践することに比べれば、余程実現性が高いのではと個人的には思います。

しかしまあ、そんなアイディアを検証し発展させるどころか、ちっとも出てこないところが、日本の平和主義者の難儀なところです…。


2つのシリーズ放送を受けて
国家が行う戦争に物分りよく
「戦争とはそういうもの」
「誰も戦争を望んでいないが避けられない時がある」
なんてことは考える必用はありません。
なぜなら貴方は【戦争を計画遂行する立場ではない】

それよりも想像力をたくましくし、他者を自分や自分と近しい人と重ね合わせ、ひたすら戦争に非協力になる。
誰でもできそうなことから始めれば良いんじゃないでしょうか。


撞木鳥
私もNHK特集の「戦場 心の傷(1)兵士はどう戦わされてきたか 」を見ました。やっと日本のTVもああいうことを報道することが“解禁”されたのか、とも思いました。少し前には、どこかの民放の報道番組が、米軍が自国の高校生をリクルートしまくっていることを取り上げ、こちらでも話題になった「おちこぼれゼロ法案」のことなども批判的に報道していたようです。(その時は途中で電話が入ったので、しっかりとは見られなかったのですが)

たとえ、相手が「敵」であろうとも、「自分と同じ人間を殺す」ということに対して、多くの人々が強い抵抗を示すという事実は、人間という存在にとっては、ひとつの救いではあります。しかし戦闘時には、その「抵抗」は即、戦闘能力の低下につながってしまう。兵士の戦闘能力が落ちることを憂いた国家は、「殺人」に対する兵士の抵抗感を減じるための工夫をしなければならないことに気が付きます。アメリカでは秩序立った研究がなされ、その成果が兵士の訓練に応用されて来たということです。要は殺人に対する心理的な抵抗のハードルを下げてしまうということですが、それは兵士の持つ、人としての自然な感情を麻痺させたり、鈍磨させるということではなかったかと思います。(そして、そのことはおそらく、「敵」と「一般市民」が混在する戦闘地域では、市民の殺害をも引き起こす、大きな原因にもなってしまったのではないかとも)

ベトナム戦争時代、新兵の教育訓練に当たっていたという、屈強な元軍曹の男性が出てきて、「兵士に敵を殺させるには、ともかく、相手を人間だと思わせないことだ」と語り、続いて「もし、敵を自分と同じ人間だと感じてしまったら・・・・」と言葉を詰まらせ、「殺せなくなってしまうから」と付け加えたのが印象的でした。

しかし、どんなに工夫を凝らしても人の心は機械ではない。「良心」がどうのというよりは、自分と同じ人間を幾人も無造作に殺して、平然と生きていけるほどに、人の心は強くはないものなのだと思います。番組に登場したPTSDに苦しむ若い帰還兵たちの姿は痛ましいものでしたが、それでも、現時点で治療を受けていたり、大学進学の見込みがあるというだけ、まだ恵まれている方なのかもしれません。番組の中では言われなかったことですが、堤未果さんの本などによれば、除隊後に望みどおりの奨学金を得て大学に進学できる兵士はさほど多くはなく、PTSDの治療を受けるための施設も足りなくて、申し込んでも、長期間待たされるのが普通だったりするということですから。

もっとも番組を見る限りでは、最近は帰還兵や精神的なトラウマから戦線を離脱した兵士の心のケアについては、力を入れるようになって来たのかもしれません。兵員不足のあまり「兵士のリサイクル」に取り組み始めたのだろうか?という印象は否めませんでしたが。

ラストの場面の新兵の訓練が、まだ、あどけなさが残る少女たちであったのが悲しかったです。


失礼!
先のコメントは、十文字(衆愚代表) さんに示してもらった「戦場 心の傷」シリーズについて書いたものです。「ブッシュの戦争」シリーズではないのでご了承くださいませ。
 なお、少し書き足しますが、私が思うに軍隊ばかりでなくたとえば企業であっても、集団の目的のために個々の人間を機械的に扱うことは日常的にあるのだということ。それによって多くの人がいかなる心の問題を発生させるのかは検証されていないと思っています。利益第一、多少の間違いは無視すべしということにつながります。


Re:NHKスペシャル
余裕がなかったので一部を垣間見ただけですが、思ったとおりです。戦争は人間を壊すのだということを再認識しました。端的に言うと、戦争に従事させられる人間は国家なりなんなりの組織によって暴力を強制的に受け入れさせられるのだと考えます。ひとりの人間として守るべき誠実さ、あるいは道徳、そういった人として決してゆるがせにすべきでない大切な価値を、命令に従うことで捨てさせられる、そういう営みが戦争である。すなわち、戦争を黙認することは、被害を受ける人々のみならずそれに従事する兵士をも見捨てることである。彼らが人として生きていることを無視することになる、とはっきり言わねばなりません。


NHKスペシャル
最近めっきり涼しくなり、気持ちよい日々が続いていますね。

こういう日には、NHKスペシャルの視聴が一番?

そこで、お玉さまをはじめ、皆様に至高の番組をご紹介します。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/080914.html
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080915.html

第一回が、
「・2008年9月16日(火)深夜 【水曜午前】0時55分~1時54分 総合」
第二回が、
「・2008年9月17日(水)深夜 【水曜午前】0時55分~1時44分 総合」
にて再放送いたしますので、ご興味がある方はお忘れなく。

【感想】
視聴後、頭痛がしました…。
視聴前に飲酒か頭痛薬を服用することをお勧めいたします。


アメリカとジャーナリズム、そしてオバマ氏と日本の新首相
>ボストンの公共放送が制作した作品だそうです。今週はこれらを見て頭を整理してみます。。。

中国やロシアなどの核大国と比べて、アメリカが若干「マシ」な点は、ジャーナリズムが機能しているところでしょう。

中国やロシアでは、例えばM・ムーア監督などは、とっとと暗殺や逮捕されているでしょうし…。
CIAも同様のことをしているという話も聞きますが、中露より大っぴらではないでしょう。

さて、今現在、TVで福田首相が辞任表明をしております。

アメリカの次期大統領は十中八九オバマ氏でしょう。
日本の新首相はそれに対してどのような対米戦略を打ち出すのでしょうか?

ブッシュ政権の功罪を検証することは大切なことですが、より大切なのは、それらの検証を踏まえた上で、「日本は国内・対外的に、どのような政策を打ち出していくのか?」だと思います。



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Author:お玉おばさん
お玉なブログを展開する、とんでも博愛主義者。愛は海より広くそして深くありたい!と願っていたが、叶わないときは暴れる傾向にあり。昨年某国営放送局のやくざな討論番組に出たせいで、年恰好がバレちゃって・・・・・・ま、お玉に会ってみたいと思ってくださる読者の方は、お玉がいろいろな形でかかわるイベント、コンサートの会場へGO!

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基本的に愛が感じられないコメントはダメ、 (臨時追記)人が知恵熱だといってるのにばんばん記事違いなコメントをこれでもかと送ってくる愛のないものは、完璧にお玉基準的アウト。お玉基準がわからない人は、文句があればよそで愚痴いってOK !基準に対しての文句は受け付けません~~~ここはお玉のテリトリーだもん。なのでよろしく。/p>

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でも、お玉が愛を感じたら記事違い、長文、連投、暴言でも表に出すことはある・・ようは、愛です・・愛!また、TBも同じような基準で判断させて頂きます

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