九条の会が発足してもう5年を迎えます・・
朝日新聞より
憲法を守ろうと活動する「九条の会」が2日、発足から丸5年となったことを記念して東京都千代田区の日比谷公会堂で講演会を開いた。呼びかけ人の一人で、昨年末に亡くなった加藤周一さんの志を受け継ごうと、壇上には加藤さんの写真が掲げられた。
講演した作家の大江健三郎さんは「核保有国と非核保有国との間に信頼関係がなければ、核廃絶は始まらない」という加藤さんの指摘を紹介。「そんな信頼関係などあるものかと笑いを浮かべた人もいるでしょう。例えば北朝鮮との間に。でも私は日本としてのやり方はあると思う。私たちが不戦の憲法を守り通す態度を貫くなら、信頼を作り出す大きな条件となるのではないか」と語った。
九条の会の広くいろんな視野の人と手を組み九条を護る趣旨・・お玉もこれを目指しているつもりなんだけれど、時々うっかりすると忘れたり、配慮できない時がある。
たとえば国民投票の問題・・・・もう来年に迫っているから、リアルに運動しているお玉たちは、ただ今「付帯決議」のお勉強中・・・・・なんか、あれ見てると問題山積みでごまかされてる気持ちになるんだけれど、総選挙終わらないと、きっとだれも手を付けないんでしょうか??(もしくはマスコミが話題にしない・)
でも、九条の会本部はこのことに言及していない。こないだ取り上げた総務省のパンフレットのことも本部は言わない。
国民投票に関して、それをおこなって国民の意思をはかり改憲阻止すべしと思っている人たちもいるから。(もちろん、投票法のきちんとした整備が大前提でしょうが)・・・九条の会の視野は本当はとっても大きなもので、お玉もそこが気に入ってるのよね。
署名活動を全国組織として取り組もうなんてことも、言いそうに思うでしょう?でも言わない。賛同署名は各地方の九条の会のメンバーの独自な取り組みで・・それを全国集約したりはしない。
九条を護るということに力点を置きたいから、あとは各会自由な取り組みを!ということなんだよね。
井上ひさし、梅原猛、大江健三郎、奥平康弘、小田実、加藤周一、澤地久枝、鶴見俊輔、三木睦子このメンツに(お二人いなくなっちゃったけど)九条以外の憲法を語っていただいたら、たぶん天皇制問題とかでもめそうな気がするもの・・・
もう5年・・・・早いな。きっとあと5年もあっという間に来てしまう。そのころ、どんな日本になっているのかなあ・・・そのころお玉は何してるのかなあ・・・・・