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冤罪についても、被害者とその家族についても、私たちはふだんそれほど考えて暮らしてはいないのだから・・・・
被害者の家族の声に耳を傾けつつも・・その家族たちの救済措置をもっと国は考えるべきだと切に願いつつも・・
死刑制度は駄目だと思っているお玉は・・・人の生き死ににかかわる裁判では裁判員制度を適応しないでほしいと願います。
犯罪被害者の声が聞こえますか (新潮文庫)
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先日書いたとおり、無実なのに、つい、罪を認めてしまう心理というのは結構あるような気がします。
足利事件・・・今の科学が証明してくれたから、無実だったとわかったのよね。
自白と状況証拠で被疑者を追い詰める怖さを改めて感じました。
裁判員制度の怖さも少し感じてる。みんなが賢く冷静かつ公平な裁判員になれるわけではないのだから・・感覚的な部分、感情的な部分で感じるままに罪の重さを考える人達(お玉もそう)がどうやって審判にかかわるのか・・怖いな・・・・・・
↓
【 2009年6月 5日 (金)
足利事件菅谷さん釈放麻生首相の不熱意発言
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-3646.html 】。
この中で植草さんは『飯塚事件』を取り上げていました。
私も5月18日付けの玲奈さんのエントリー(http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-1229.html)に下記コメントをしました。
↓
【 [C7185] ネグレクト報道 「足利事件と飯塚事件」
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・・・・・・ コギト「裁判員法の施行を明後日に控えて、翼賛放送局NHKの「足利事件」の取り上げ方が余りにおざなりです。 勿論、「飯塚事件」のことなど、一切触れようとはしません。NHKは完全に腐ちゃったようです」。
(参照)↓
[ 「飯塚事件と足利事件」
『飯塚事件』は 足利事件そっくりの事件で、冤罪を訴えた人が死刑に・・・ ...
無実を訴えながら、最高裁で確定してからたった2年で処刑されてしまった・・・..
www.watv.ne.jp/~askgjkn/iiduk.htm ].
[ 毎日新聞http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090509ddm003040164000c.html]
[ 新聞案内人http://allatanys.jp/B001/UGC020006020090508COK00288_10.html ]。
コギト「飯塚事件は、東京新聞と毎日新聞が言及しただけで、他メディアは、殆ど、タブー状態でした」。 (2009-05-19 投稿者 : コギトエルゴスム) 】。(一部転載終わり)
朝日は5日の朝刊で、やっと飯塚事件に触れましたが、単なるアリバイ記事のように思えました。
また、蒼くなっていたのは、森英介法相です。彼は昨秋、死刑執行してしまったのです。急ぐ必要は無かったにも拘らずです。
NHKの5日夜の「ニュースウォッチ9」は、飯塚事件に触れましたが、再審されるかのような言い方をしており(死後再審の『死後』が良く聞き取れず)、あたかも、未だ死刑が執行されていないかのような印象を視聴者に与えていました。やっぱりNHKは腐っているようです。
他記事のコメント欄でとてもいいことを言っている方がいました。顔の見えないコミュニティの下した判断は信頼がおけないものだって。最近の私のテーマと合致しています。裁判員制度や徴兵制度については、是非みんなで前向きに考えてみて欲しいと願っています。
顔の見える共同体というと、昔NHKでやってた「大草原の小さな家」に出てきた町を思い浮かべますね。疫病に見舞われたり、凶作に遭ったりした時にインガルス父さん達が「専門家に委ねよう」なんて言っていたら町が潰れてしまったことでしょう。彼らにできたことが何故我々にはできないのか。やればできる、と信じたいものです。
しかしこれ一件を取り上げて「誤審が怖いから」と
鬼の首を取ったように自称「人権派」とやらが勝ち誇るのもまた怖いです。
この件が全て、ではないのだから。
しかし普通の裁判は証拠やら色々必要とするのに痴漢事件だけは
「被害者がそう言ってたから」だけで被疑者の人生を破滅させる事が
当然となっているのでしょう。