タリバンとかアルカイダとか・・
2009-10-21(Wed)
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伊勢崎賢治さんにアルカイダとタリバンってどんな関係なんですか?って聞いたらね
それがわかっていたらもうすでにアメリカが攻撃して全滅させてる・・
とのお答えが・・おっしゃるとおりです・・
どんな関係かわかんないけど、どっちも悪いやつ・・倒す相手とみんなが認識していた、アルカイダとタリバン。
その考え方を改めて、アルカイダとタリバンを切り離して考えようというのが、今のアフガン問題解決にとって大事だそうです。
アルカイダとは何か?大きな国際テロ組織・・構成メンバーはテロのプロ。
最強に危ない人たち・・
じゃあタリバンは? 伊勢崎さんがおっしゃるに、
「タリバンはもともとは世直し運動ですからね~~」
はあ・・世直しですか?(まあ、何を持って世直しかとの定義は全然違うんだけれど)
もともとは腐敗した政治に反旗をあげて、国民のための政治を行なおうという正義に駆られたくさんの一般市民も参加して行われていた運動・・・
なんだ、日本の市民運動みたいなもの??
コアなタリバンの中枢はともかく、その構成員の多くはふつうのおじさん、おばさん・・そして少年たち達らしい・・
貧乏で食べられなくなった時、タリバンで働けば給料が保証されて、生活が安定 する・・信条的にどうだとかいうよりも、とにかく貧困から抜け出したくいてタリバンへ入る・・
最近鳩山さんがおっしゃる民政支援の一つに元タリバンへの職業訓練というのがあって、確かにうまくできれば、タリバンへ入る人が減って結果的に壊滅させることもできそうですね。
お話はもちろん、そんな単純なものではないのだけど・・・・
お玉な頭の整理のために少しずつ、よくわかんないアフガニスタン問題について 書いていきます。
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コメント
キンピー様とTAMO2様にに乗っかる感じで、ひと言カキコミます。
>しかしそもそもアルカイダって実在しているのか。
>アルカイダは別にテロリストじゃない
「アルカイダ」を名乗れば「アルカイダ」ですし、名乗らなければ違います。もしくは「アルカイダ」と呼ばれてしまうと、「アルカイダ」になるようです。
明確な組織があるわけでなく、個々の活動家や小規模団体が、協力したりしなかったりしている状態です。
アルカイダがあるというより、アルカイダ系の団体がある・・・という感じ。
例えば、「護憲派」と同じではないでしょうか? 漠然とカテゴライズした、呼称のようなモノで良いかと思います。
「護憲派」で組織があるわけでなくとも、協力したりしなかったり、時には対立や批判も起きる。そーいうモノだと聞いています。
また互助会のようなモノだけに、ボランティア団体としての性質も持ち合わせると聞きます。
というか、90年代前半に、旧ユーゴやコーカサスで、多くのイスラム系の支援団体が活動していましたが、そのつながりも、今ではアルカイダのネットワークに利用されているはずです。
はじめまして。
日本文理大学ってところに、知人の息子さんが通っていたことがあり、そこにドバイからの留学生がいたとのことです。
で、「私はイスラム教徒で、アルカイダだ」と堂々と言っていたそうです。
彼曰く「アルカイダは別にテロリストじゃない。テロをやっている人間もいる、というだけだ。テロに批判的なアルカイダなんかいくらでもいる。キリスト教もテロの連続じゃないか。キリスト教徒というだけでテロリスト呼ばわりされたら思う?」
アルカイダとタリバンが正しくて、日本とアメリカが悪いのかもね。
単純に。
とても突っ込みたくなるんですが。
こういうところがお玉さんの上手なところなのか・・・
タリバンの構成員がふつうの人たちだというのは、有る意味戦時中に敵兵がいくら憎くても、実際には血も心もある人間であることとまったく同じですね。けれど敵である限り戦わねばならない。それが戦争です。
さてアフガニスタンにおいて多くの人たちが幸せに生きるために闘うことを選ぶならば、それを間違いとみなして排除することは人権侵害となってしまいます。この地球上の何人も幸福に生きる権利がある、と考えるならば、抑圧下にある人々はその抑圧を撥ね退けてよりよい道を進んでいく意思を持つべきです。そうでなくては人間は永遠に不条理の奴隷でしかいられません。では、アフガニスタンにおいてタリバンは人々を幸福に誘う存在なのでしょうか。
人間は、他人からなにがしかの価値観を強要されて生きることはあっても、その人にとっての世界は実はそれだけではありません。いつか、その呪縛を解かれて別の道を歩むこともあるからです。タリバンは今のアフガン人にとって唯一の希望かも知れない。しかし未来はそうとは限らない。ならば、今私たちは彼らと何を話すのが本当なのでしょうか。
職業訓練、はひとつの手法だと思います。ただ、真に望まれるのは、アフガンの人々が自分たちで自らの幸せを築いていくことです。そのためには多くの難しい問題があるでしょうし、それを無事クリアしていけるかどうかはわかりません。しかし私たちはそれを後押しすべきです。そのことが、タリバンやアルカイダの存在を超えて人々をより高い目標に導くからです。
現時点で、それがまだ、タリバン抜きでは語れない現実は動かしがたいのかも知れません。ならば、現実をよく見て話をしていくしかありません。とりあえず相手の抵抗をなくすことが大事ならば、それを武器弾薬で行うのか、それとも他の方法があるのか、それはわかりません。本当に人々のために政治を行う気持ちがあるのならば、難しい問題を乗り越えて多くの人が穏やかに生きていけるよう手をつくすのが責任ある者の務めだと思います。
駄文を長々と申し訳ありませんでした。
確かに9.11の首謀者はビンラディンかも知れない。
しかしそもそもアルカイダって実在しているのか。
ビンラディンがアルカイダの頭なのか。
分派のリーダーなどと勝手にでっち上げられ、それがまかり通っていく様子を見てきた私は非常に胡散臭く思ふ。
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★アフガン米軍 死者数最悪に AP通信
アフガニスタン南部で27日、武装勢力による複数の爆弾を使った攻撃で、米兵8人とアフガン国籍の民間人1人が死亡した。同国に駐留する国際治安支援部隊(ISAF)は詳細を明らかにしていない。
米兵の死者は今月に入って計5
イタリア軍がタリバンを買収?そのせいで仏兵士が死亡と英タイム紙
【12009年10月16日 AFP】英紙タイムズ(Times)が15日、アフガニスタンに駐留するイタリア軍への攻撃を避けるため、イタリア情報機関がイスラム原理主義組織タリバン(Taliban)に数万ドルの「わいろ」
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海軍が護衛するのは、そのときだけでしょう、海賊を増やし、なおかつ、活動地域を拡大されては、逆効果であり、国際社会にとって、ますますマイナスとなるのでしょう。
軍艦がいくらあっても足りないじゃない
F. William Engdahl 2009年10月21日 Infromation Clearing House オバマ大統領の政策で、最も異例なことの一つは
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静かなる革命2009シリーズが24ページのパンフになりました.
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アフガンというよりパキスタンというべきか。とにかく地下でマグマが動き始めているような気がする。その理由を挙げる前に、わかりにくいアフガン・パキスタン問題を整理
ラビア・カーディルさんの来日を歓迎します。
中国からの批難があれば、その全てに強く抗議します。
亡命ウイグル人組織リーダーが来日へ、中国の反発必至
トムソンロイター2009年10月20日