鳩山さんが聞いた「抑止力」って、どんな話だったのかな
2010-05-16(Sun)
軍事の専門家でなければ、沖縄基地問題を語ることができないのでしょうか・・・お玉のブログはそういうものではないと思うのね・・
米軍がどんなシュミレーションを持って沖縄に駐留しているのか本当のところは、誰も(日本側が)はっきり分かっていないから、本当の意味で抑止力について語れる人がいないのではないのかなあ・・・・ というふうに素朴にあくまで素人として、話しているけど、アメリカの考えている沖縄基地構想の全容って、日本人では誰が知っているの?これを知ってる人がいるなら、「抑止力」という言葉も重みが出てくるのでしょうけど・・・・それとも鳩山さんは、一国の首相として直接アメリカから教えてもらって、納得したのかな? それとも日本側が考えてる「アメリカはこう考えて駐留してくれているはずだ」というレクチャーをどなたかから、受けたのかなあ… 鳩山さんが誰からどんな話を聞いて納得したのか、ぜひ知りたい・・ まさか、お玉ブログのコメント欄のお話しみたいなことだけ聞いて、それだけで納得したとは・・・・思いたくないから。 ##とくらブログさんちにお玉の知らない話が書いてあった! 以下、お玉も転載させていただきます とくらブログ 「小沢幹事長への「撃ち方やめ」?やはり、私たちは植民地に暮らしているのか。」 ずっとブログを更新していませんでしたが、ツイッター上には、ぜひ、読んでみていただきたいな、という内容の投稿が続いています。あまりにも表の世界(笑。実際のテレビや新聞)の報道とはかけ離れているので、本当のことはどこにあるのか、と、あいかわらず悩み続けています。 この悩みを、ぜひ、多くのみなさまにも共有してもらいたいのですが、ほとんどの方々は、2月までの私のように、「ツイッターはどうもわかりにくい。」と思われているのではないかと思うので、久しぶりに、ブログに転載してみたいと思います。 転載するのは、岩上安身さんのツイッター(@iwakamiyasumi )の内容です。about 7 hours agoとあるので、今から7時間前くらいの投稿だとわかります。読みやすいように、書かれた順番に上から並べました。
何が何でも辺野古の現行案しか認めないという、カート・キャンベルのようなごり押しのジャパン・ハンドラーだけが、米国の「国家意思」なのではない。今日、来日したジョージ・パッカードは、そうしたハンドラーズに懸念を表明する米国の代表的な戦略問題の専門家の一人である。 about 7 hours ago webから 続き。パッカードは、ジョンズ・ホプキンズ大学高等国際問題大学院前学長。米日財団会長。権威ある外交問題専門誌「フォーリン・アフェアーズ」3・4月号に、「日米安全保障条約50周年」という論文を書き、波紋を広げた。「日本国内の米軍基地縮小の交渉に、米国は応じるべき」というもの。 about 7 hours ago webから 続き。彼は、ジョセフ・ナイやアイケンベリーら、米国の対日政策に大きな影響をもたらすエスタブリッシュメントの一角をなす。3週間ほど前にも、米議会の外交政策委員会に招かれて意見を述べている。彼の主張の最も重要なポイントは、日米関係のこじれの原因は主に米国の軍部にある、というもの。 about 7 hours ago webから 続き。「米国の軍部は、沖縄を封建時代の領土のように思っている」とパッカードは批判する。「『自分たちの血で勝ち取った』という思い入れが、日米関係に現在のような混乱を招いた」と。「米国は日本の新しい政権を、まず祝福すべきだった。なのに普天間の基地を守れと。それがこじれの一番の原因」。 about 7 hours ago webから 続き。今日のパッカードの講演は、衆議院の院内で行われた。第一に「普天間問題は、日米関係の中ではきわめて小さな問題で、これで日米関係がおかしくなるのは、そもそも問題であること」。第二に、「海兵隊がなぜ必要か、考える必要がある」。 about 6 hours ago webから 続き。第3に「海兵隊の移動に当たっては、抑止力を低下させるものだという印象を与えないようにすること。つまり、米軍が出て行ったという印象を与えないようにし、マイナスになることを避けるべきである」。第4に、「日米関係は、双方に利益があること」。第5に「在日米軍は基地を縮小するべき」 about 6 hours ago webから 続き。第6に、「在日米軍が撤退していく代わりに、日本は集団的自衛権の問題に前向きになるべき。ただし、国連憲章の即した形で」。第7に「オバマと鳩山、両首脳は、本来ならうまが合うはず。ともに高学歴で、軍縮に前向き。本来ならうまくいくべきものが、そうなっていないのは残念なこと」。 about 6 hours ago webから 続き。粗野なキャンベルの恫喝に恐れをなして、いいなりになってきたのは、外務省と防衛省、追随するマスコミだが、パッカードの主張には、民主党だけでなく、防衛省も耳を傾ける。パッカードの「沖縄を封建領土のようにみなすべきではない」という言葉には、古き良き米国の理性を感じさせる。 about 6 hours ago webから 続き。内閣では、前原、岡田、平野、北澤の「四人組」によって、鳩山首相が包囲され、県外移転断念の形になっているが、それに抗するような動きが加速。社民党、国民新党が、5月末解決を焦る必要なしと先送りを申し入れ、民主党内部でも政局にしようとする枝野、仙谷らの動きが鈍ってきている。 about 6 hours ago webから 続き。あとは小沢幹事長への事情聴取の後、東京地検がどう出るか。起訴するのかしないのか。米国からわざわざ来日してまで、「撃ち方やめ」という警告を発しに来たとも思える知性に、日米の安保マフィアと治安マフィアがどう応答するか。 about 6 hours ago webから 以上、岩上安身さんのツイッター(@iwakamiyasumi )の内容を転載しました。 人気ブログランキングへ ←ぽちっとお願いします~~
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コメント
yo-ruさん
提示されたのは飛距離は作戦の場合でしょう。
尖閣諸島の防衛ですが「条約」になっているものすら守らない国の言うことをどこまで信用できるかの問題ですね。
米高官が事あるごとに「日米安保条約は日本の防衛のためではない」と口を滑らせてますのでほとんど信用できませんけど。
それと海兵隊の代替としての自衛隊は、日本の防衛の話であったはずでが。
そういうレトリックには組しませんのであしからず。
>通常飛行距離の3分の2程度を目安として運用するのではないですか?
軍事用だと3分の1程度を目安に給油じゃなかったかと思います。
>海兵隊の即応力や地理的条件に飛びついているようですが、ヘリと海兵隊と揚陸艦は一体で行動するのです。
>ヘリをぶっ飛ばして紛争地まで出かけるなど聞いたことがありませんね。
当然、一体で運用されますがどういった運用がされるのかは、それこそオペレーションしだいでしょう。
ここで「ヘリと海兵隊と揚陸艦は一体で行動」を、必ず近くに運用母艦が居てそこからの離発着しか
無いと考えておられるなら、それ「だけ」の運用方法しか無いわけじゃありません。
それならオスプレイは必要ありませんしグァムへの移転も難しいでしょう。
オスプレイなら航続距離と速度、空中給油が行えることによりオペレーションの選択範囲は
かなり広がっています。
>それと離島の防衛は自衛隊では難しいですが、かといって米軍が代わりに防衛にあたるなどと聞いたことがありませんが。
>逆に竹島のように見捨てた事例はありますけどね。
歴代(とくに近年)の自民政権時代に、しつこく米国政府から「尖閣諸島は日米安保における対象である」
との言質をとり報道させています。
これは「尖閣諸島に何かあれば日米で行動するぞ」と威嚇している訳ですが・・・
竹島については、当時の米国側のミスでもありますし同じ同盟国の韓国が相手ですからね
確かに(米国にとって)面倒なことにならないように頬かむりしてますね。
>最後に、支援部隊か給油部隊を置いて、それが抑止力になるのであれば、自衛隊にも代わりは十分務まりますので、普天間撤去は問題無いということなのでしょうか。
はい。 キチンと機能さえするなら自衛隊でOKでしょう。
ただ、支援部隊の任務には残存する米軍基地の防御任務も含まれることになりますが
それらが何の支障も無く行える必要があります。 給油部隊にしても同じです。
それこそ、ブログ記事にもあるパッカード氏の
「在日米軍が撤退していく代わりに、日本は集団的自衛権の問題に前向きになるべき。」
だと・・・(ちゃんと記事に即した議論になってるでしょ?>お玉さん)
自衛隊の作業や行動に対して、集団的自衛権の行使にあたるなどととして部隊の行動に制約が掛かるのであれば、米国軍側にすればやはり「使えない」「アテにできない」わけですから自前で用意することになります。
わくわくさん
佐世保の揚陸艦の活用では台湾有事と朝鮮半島有事は両立しないのです。
と、いいますか北朝鮮相手の小競り合いなら韓国軍だけで十分なのですから、そもそもわくわくさんの「朝鮮半島有事の支援体制」などということが想定外です。
それと沖縄県民の生命と財産を守るのは自衛隊と在日米軍の「体制」ではなく自衛隊で合っていますよ。体制というからには日米安保体制のことでしょうが、それは沖縄県民どころか「日本を守るためではない」と事あるごとに米高官が発言しております。
最後に沖縄米軍基地全般でいうのであれば、日米安保堅持の立場からしても嘉手納以外は撤去しても問題ありません。
グァム移設が実行されれば尚更ですが、わくわくさんは普天間ごときで日米安保体制が崩れると本気で仰っているのでしょうか?
同様のことを岡本行夫というイカレタ御仁が週刊誌に書いていましたが、わくわくさんにおかれましてはジョークであることを願うばかりです。
yo-ruさん
ヘリなどの飛行距離はカタログ通りに運用することはありません。通常飛行距離の3分の2程度を目安として運用するのではないですか?
基地容認派の方々には、沖縄に基地を置かなければならない理由を探すために、海兵隊の即応力や地理的条件に飛びついているようですが、ヘリと海兵隊と揚陸艦は一体で行動するのです。
ヘリをぶっ飛ばして紛争地まで出かけるなど聞いたことがありませんね。
それと離島の防衛は自衛隊では難しいですが、かといって米軍が代わりに防衛にあたるなどと聞いたことがありませんが。
逆に竹島のように見捨てた事例はありますけどね。
最後に、支援部隊か給油部隊を置いて、それが抑止力になるのであれば、自衛隊にも代わりは十分務まりますので、普天間撤去は問題無いということなのでしょうか。
>朝鮮半島の小競り合いならグァムからでも同じ。
移動距離の問題が出てきます。 グァム~朝鮮半島はオスプレイならば航続距離範囲内ですが
何らかの作戦行動後に安全な場所まで戻ることを考えると、基地がグァムだけじゃ駄目ですね。
ヘリ空母に着艦という手もありますが、グァムからの空母の展開が間に合うか?
加えてグァムから朝鮮半島へどのルートを飛んで行くか?
も考える必要があります。
台湾へ向かうも場合も同じですね。
沖縄に基地があれば、朝鮮半島や台湾の緊張が高まった時点で沖縄へ部隊を移動・展開すれば
そこそこの時間で作戦行動を取れます。
海兵隊司令部と一部部隊のグァム移転が決まっているにも関わらず、沖縄基地が必要とされているのはそういう<移動・展開する拠点>の意味もあります。
>ミサイル合戦なら 沖縄に居たとしても間に合わないです。
これはもちろんそうです。
>また即応力という面では、戦力にもならない在日米軍の海兵隊にその役割を期待するのは酷というものです。
ここで言う「即応力」が何に対する「即応力」と言っているのかは不明ですが、米軍の軍事行動の全てが海兵隊だけで成り立っている訳じゃありません。
日本の防衛という面での彼らの役目としては、他国から日本への侵攻があった場合に自衛隊が展開するまでの「時間稼ぎ」と展開後の共同作戦です。 共同作戦は海兵隊だけで無く、在日米軍が参加することになります。
また、尖閣諸島や対馬などへの侵攻された場合、敵からこれらの島を奪還するには「上陸作戦」が必要になりますが、自衛隊にはこれらの能力がありませんのでこれは米海兵隊の役目になります。
これらの機能を自衛隊が支障無く行えるなら、沖縄の海兵隊は不要です。
シーレーン防御まで自衛隊で賄えるなら、沖縄の在日米軍は不要です。
米軍が居なくなった際の沖縄を守る役目は自衛隊が担うべきですが、現状では沖縄には在日米軍が居るせいもあって、まともな自衛隊の戦力は配備されていません。
少なくとも在日米軍を撤退させるなら、それらに匹敵する自衛隊の増強配備が必要です。
キンピーさん
>朝鮮戦争勃発であれば、揚陸艦が佐世保なので自衛隊基地を間借りするほうが現実的かと。
>沖縄まで行って反転して朝鮮半島に向かうのであれば一日は違いますよ。
朝鮮半島だけならばそれでいいですが、台湾と東シナ海全域まで考えれば、答えは違ってきます。
>また沖縄県民の生命と財産を守るのは自衛隊なのでお間違えなく。
沖縄県民の生命と財産を守るのは、自衛隊と在日米軍の「体制」であって、自衛隊だけでその体制が整っているならばいざ知らず、そうではありません。従って、キンピーさんが間違っています。なので「お間違えなく」という失礼な言葉づかいは撤回してください。
>それとゼロか100かでしか考えられないのでしょうか?今問題になっているのは普天間基地です。
私は普天間基地問題のことのみで言っているのではありません。「沖縄に基地を置くかどうか」という観点でしか言っていないことは、私の発言からみてわかるはずです。
よって、この文言は、私に対して失礼でしかありませんので、撤回して謝罪してください。
>もし普天間基地がこじれたぐらいで、アメリカが出て行ってくれるのであれば一部の左翼にとって願ってもないことですが。
一部の左翼のために、日本の安全保障が崩れることを容認するほど、私は寛大ではありません。
>ジョージ・パッカードの発言、どう見る?
と言うか・・・彼の主張は、今ここでされているような沖縄から「米軍」基地を無くす(減らす)ためには何が必要か? という議論をキチンとしなさいよ。
その議論で解決しなければならない「課題」を米国側の立場で明示しているだけですね。
若干の(米国)軍部への批判も交えることで、反米基地派にも注目されるように・・・
彼の発言を以て
「米国側だって沖縄に基地は要らない」と言っているじゃないか
に終始するようじゃ、パッカード先生の単位は貰えないでしょう。(^^)
シンペイさん
韓国と北朝鮮は相互に相手の生命線を握っているのにどうして大規模な戦闘になるのですか?
「お互い死ぬなら一緒にね」と約束している両国の前ではアメリカの存在など無いに等しいですね。
それと中国がどうやって台湾を従わせるのですか?
まさか戦力で勝っているとでも?
中国金融の中心である上海を射程にいれる巡航ミサイルを持つ相手に、人海戦術で仮に勝利を収めたとしても、そのころには中国の国家機能はほとんど停止状態でしょうね。
わくわくさん
朝鮮戦争勃発であれば、揚陸艦が佐世保なので自衛隊基地を間借りするほうが現実的かと。
沖縄まで行って反転して朝鮮半島に向かうのであれば一日は違いますよ。
また沖縄県民の生命と財産を守るのは自衛隊なのでお間違えなく。
それとゼロか100かでしか考えられないのでしょうか?今問題になっているのは普天間基地です。
もし普天間基地がこじれたぐらいで、アメリカが出て行ってくれるのであれば一部の左翼にとって願ってもないことですが。
yo-ruさん
朝鮮半島の小競り合いならグァムからでも同じ。
ミサイル合戦なら沖縄に居たとしても間に合わないです。
みなさん色々仰ってますが抑止力があると仮定すれば、それぞれの国とアメリカとの同盟関係にこそ抑止力があるのであって、基地をどこに置くかなど枝葉の問題はどうでもいいことです。
中国や北朝鮮の立場に立って考えてみれば分かることでしょう。
沖縄に基地がなければアメリカの戦略が機能しないのであれば問題でしょうが、近くにグァムという基地があるのですから機能しないという理屈は成り立ちません。
また即応力という面では、戦力にもならない在日米軍の海兵隊にその役割を期待するのは酷というものです。
キンピーさん曰く
>アメリカは朝鮮半島から撤退しまし朝鮮半島有事でアメリカ軍は何の意味もありません。
いえ、話題の普天間はこの「休戦状態」にある朝鮮戦争の再発に備えた「国連軍の指定基地」の扱いですから「意味」はあります。 先日も鳩山首相が"ヒゲの隊長"こと佐藤議員から指摘されて「知らなかった」と答弁してます。
国会中継のアーカイブかニコ動にでもあたってみてください。
ですので、米国の言う「基地機能を損なわない」には朝鮮半島有事への対処能力が含まれます。
☆まぁ指定基地を別の"使えそうな"ところにすれば良いんですが・・・
ちなみに、南沙諸島の問題については以前に村野瀬さんとこでも書きましたが・・・
歴史的経緯も含めた解説を日本語でしてくれているサイト、参考資料も明示してくれています。
http://blogs.yahoo.co.jp/hoang_truong_sa_vietnam/4108038.html
ここは1951年にサンフランシスコ平和条約で、日本が放棄していますが、その後に領有を真っ先に主張したのはベトナム(南)ですね。 また中国は誰も居ない無人島を無血占領した訳ではありません。 南ベトナム軍に被害を与えて排除しながら純軍事的に占領してます。
米軍基地を「追い出した」として有名な(^^; フィリピン政府と米軍の関係について、ストップ戦争連合フィリピンのコラソン・ファブロス氏のレポートの日本語版。
http://www.dmzhawaii.org/wp-content/uploads/2009/03/2-corazonfabros_philippines_japanese.pdf
フィリピン政府と米軍と関係の動向を反米軍的な立場でレポートされています。
先の南沙諸島の問題の経緯と時間軸を合せて読まれると、このレポート中での1992以降のフィリピン政府がいかに米軍との関係を繋いできたかが判ると思います。
これらを勘案すると米軍の駐留に「抑止力」は無いと断じきれるものじゃないでしょう。
はじめまして。歩厘と申します。
早速で恐縮ですが、それほど元の記事に沿って議論しなくてもいいんじゃないでしょうか。海外のブログを見ると、コメント欄でめいめいが勝手に議論し始め、あらぬ方向に議論が流れていくのがたまにあります。管理人さんは黙認しているみたいですね。それも面白いかなと思ってしまいます。
それはそれとして、個人的には、「海兵隊の移動に当たっては、抑止力を低下させるものだという印象を与えないようにすること。つまり、米軍が出て行ったという印象を与えないようにし、マイナスになることを避けるべきである」という条件は非常に重いと思います。現時点で海兵隊が日本から移動したならば、「米軍が出て行った」という印象を周辺国は持つのではないでしょうか。
また、「在日米軍が撤退していく代わりに、日本は集団的自衛権の問題に前向きになるべき」というのも、現状ではハードルが高いように思います。おそらく、憲法改正の議論につながると思います。私には、ジョージ・パッカード氏のほうが、「何が何でも辺野古の現行案しか認めないという、カート・キャンベル」氏の議論よりも日本に厳しい注文を課しており、「集団的自衛権の問題に前向きになるべき」などアメリカの世界戦略に日本をより合致させようとしている点で、いっそう悪質(?)に見えます。
戯言で恐縮です。
キンピーさん
『沖縄は最前線になるところ』と書いてあるのであって、今現在において前線基地であると言っているのではありません。
東アジアで武力衝突があったとき、東シナ海から太平洋に抜けるには、琉球列島を通過する必要性があります。
朝鮮半島で武力紛争が起こったときに支援体制をとるならば、沖縄は最前線となります。
台湾海峡で武力紛争が起こったときは、朝鮮半島有事以上に沖縄には、それこそ沖縄県民の生命財産が脅かされる状態になります。
これは、仮に反戦平和の人たちが思考しているように「非武装中立」「日本にはどちらも攻撃しない」という状態であったとしても、交通や漁業、通信などに「日本自身が戦争しているのに匹敵するほどの」影響が出てくるのです。
武力衝突を極力回避することは当然ですが、そのためのツールとして軍事基地が有効となっているのが現実の国際社会であるばかりか、それが不可避になる可能性など排除はできないのであって、そうなれば、軍事基地がないのは、確実に「沖縄県民の死」に直結します。
ここまでシビアな現実を踏まえた上での「米軍基地撤退論」「安保反対論」でなければ、説得力なんてゼロですよ。
記事にそって書くことはできんのかい!!!とちょっと暴れる管理人・・
記事をよく読み、それに沿った文章で議論しましょう・・
ジョージ・パッカードの発言、どう見る?
なんかそこに触れずにかくのって、なんだか逃げを感じる~
ひょっとして・・・お玉な記事はどうでもよくて、自分と反対意見のコメントしか読んでないとか。
だから、大規模な戦争にならないよう韓国と沖縄に米軍駐留して北朝鮮と中国に
睨み利かせてるるんじゃないですか。
・・・・・・はあ、じゃあ朝鮮戦争については無用、としましょうか。
では台湾問題については如何ですか?
中国は台湾が自分に従わなかった場合戦争起こす気満々を公言しています。
それに関しては如何お考えですか?
あとまじめに話してるのに 笑)とか止めてもらえません?
シンペイさん
アメリカは朝鮮半島から撤退しまし朝鮮半島有事でアメリカ軍は何の意味もありません。
相互に短距離ミサイル打ち合っただけで両国の国家機能は崩壊します。
だから小競り合いはあっても大規模な戦闘は行われないのです。
もし大規模な戦闘があれば、朝鮮半島から国家らしきものが消滅するだけ。
それに朝鮮半島有事があれば、佐世保の揚陸艦がわざわざ沖縄で海兵隊を拾って、また反転して朝鮮半島に向かうわけです。
即応力として期待しているなら規模もさることならがら遅いんじゃないですか?
米国の言い分はだいたい以下の通りと思います。
1.今まで通り米軍の基地を置かせろ
2.それがイヤなら、自分で身を守れるだけの軍隊を作れ
ここで注意しなくてはならないのは
米軍の不足は自衛隊で埋めなくてはならない、つまり、「勝手に中国やロシアと仲良くして軍隊を削減してはいけない」
という不文律です。
それが「抑止論」のキモです。これはたとえ米軍が撤退しても日本の外交方針は米国のそれとシンクロしていなければならないと言っているのと同じです。
なぜそんなことが起こるのかと言えば、話は簡単です。戦争に負けたからです。日本は2発の原子爆弾を受けて徹底的に戦争に負けました。だから米国のご機嫌伺いしかできない。
そしてそれが我々が「3発目の原爆」を受けずに済むための条件なのです。
(それこそ「沖縄を封建時代の領土のように思っている」なら、そこを切り取っている論理もまた封建時代のものに違い有りません)
もしこの束縛を本気で打ち砕きたいのなら、日本人はもう核攻撃にも怯まない、原爆を落としたければ落としてみろ、どれだけ殺されても我々はもう二度と屈しないぞ! という覚悟を証明してみせなければなりません。
そのためにはまず「人間の鎖」などという生ぬるい運動ではダメです。ベトナムで僧侶がやったように、ガソリンで焼身自殺すべきです。
平然と人が焼けただれて死んでいく、それを見ながら「こんな恐ろしいところにはこれ以上一分だって居られない」「こんなクレイジーな連中に原爆だって効くわけがない」と米軍が思い知るまで、我々は死骸の山を築いて抵抗しなくてはなりません。
恐らく希望者からなる自殺部隊の焼身自殺のほうが、実際に核攻撃をうけて勝ち目の薄いゲリラ戦を展開するよりもよほど効果的だと思います。結果として出る死人も少ない(せいぜい1万人くらい)でしょう。先日の普天間基地を囲んだデモ隊の半分もガソリンをかぶり、ろうそくを燃やすかわりに自分自身が松明となって燃え上がれば、全世界のマスコミは震撼し米軍司令部は震え上がって全部隊を日本から撤退させるでしょう。間違いありません。
まぁしかし、そんなことをするヤツなんかいません。できないでしょう。私だって無理です。
ガソリン浴びて座禅を組んで平然と焼け死ぬなんて普通の人間にできることじゃありません。まして原子爆弾は誰でも怖いでしょう。
だからこそ、米軍はのさばっていられるわけで、沖縄の基地もなくならずに存在することになるのでしょうね。
多分もう何人もの方が指摘されてるとは思いますが
朝鮮戦争は「休戦状態」です。
再開する国力があるかどうかはともかく北朝鮮の首脳部が
「南侵」「南朝鮮開放」を常に公言し続けている以上沖縄は紛う事無き最前線です。
さらに言うと台湾問題もあります。
それとも中国が台湾を焼き払ったとしても(前例が多々ある以上ありえない、と
言い切る事はできません)
焼け野原の台湾、黒コゲの死体を見て「ああ、またか」と言われるのでしょうか。
過去最前線の一兵士の暴走ないしささいなミスで引き起こされた戦争など
ナンボでもあるのですが
わくわくさん
沖縄=前線基地は朝鮮戦争で終わってますけど。
どちらにも言えることですが、持説に対する覚悟があまりにもなさすぎるように思うな。
軍事的に言えば、日本列島に軍事基地を展開しないことには、韓国や台湾の防衛が成り立たない。特に沖縄は最前線になるところなので、沖縄にも基地は必要となってくる。
ただ、これを強調すると、「周辺住民の負担と感情」が問題になる。負担はある程度踏み込めても、感情はクリアしきれるものではない。その感情に対して「嫌われる覚悟」があるのだろうか、といえば、そこには触れないで逃げに回る。
沖縄の長年の負担からかんがみれば、沖縄に在日米軍基地を展開するのは、耐え難い苦痛だろう。徳之島だっていい迷惑を超えることは想像に難くない。サンゴ礁やジュゴンのことだって当然問題になる。
ただ、これを述べれば、やはり「安全保障」についてどう考えているのかについて、責任ある発言が必要となってくる。
ところが、これについて責任ある発言を聞いたことはなく、あっても「希望的観測がずらり並んでいる」としか言えないようなものしかないのが現実だ。
一律背反で矛盾していても、それが併存しなければもう一方のリスクがあまりにも大きい現実に直面している以上、理想に近づく努力はしつつも、現実を考慮して、その最大公約数を求めることも重要になってくるのだが、そのことについて、基地容認も基地反対も、双方とも相手を非難するだけで、自分自身への戒めがなさすぎ、ただ単に対立しているだけの感じがするのは私だけだろうか。
相手への説得的な説明は、もういらない。
必要なのは、自分自身が背負っている覚悟を素直に表明し、それを受け入れること。これができないなら、日米安保も基地問題も、堂々巡りを繰り返すだけになるんだろう。
オバマになって少々戦略の変更があったようですが、グァム移設予算を考えていますので、太平洋からアフリカ東海岸までの戦略は本質的には変わらないと仮定して話をします。
アメリカ及びペンタゴンは「テロとの戦い」のためにハブ基地を点在させてそこからさらに展開する方針です。
もともとグァムに移設する根拠は、北朝鮮のノドンの飛距離がそろそろ沖縄を射程に入れつつあることと中国への配慮です。
中国はすでにグローバル経済に参加していますので、敵では無いという認識ですね。
だから普天間が決着しなくとも海兵隊はグァムに移転するのですが、問題は嘉手納以外ほとんど戦力らしい戦力が無くなる沖縄をどのようにして活用するか?です。
ようするに日本からすれば太平洋からアフリカ東海岸という広大な守備範囲に対して、グァム-沖縄という極めて近い場所にハブ基地が二つも必要か?という疑問があります。
これは東京でいうなら「成田と羽田のどちらかをアジアのハブとして位置づけるか?いや、一体運用させるんだ」と非常に非効率なことを言ってるわけですね。
米軍でも海軍空軍あたりからは「普天間の代替施設?いらねーよ」(超翻訳すると海兵隊より空軍・海軍に金を使え!ということでしょうか)と言われているわけですから、軍隊間の覇権争いも絡んでいるようですが。
>軍事の専門家でなければ、沖縄基地問題を語ることができないのでしょうか・・・お玉のブログはそういうものではないと思うのね・・
専門家でなくても良いんですが、最低限調べてから反論していただきたいと思う事が多々あります。
・いちいち一から説明するのが面倒。
・軍事用語を勘違いしてる事多いので、突っ込むのが面倒。
・そもそもちゃんとした知識もないのに推測や結論が出せるわけがない。
という理由です。
私だってそこまで詳しいわけでも知識が足りてるわけでもないですが、最低限調べてから書いてますし、間違いがあれば訂正します。
議論をしたいのであれば、それは普通のルールだと思いますが。
普天間に関してはこの辺見ると良いと思います。
http://d.hatena.ne.jp/zyesuta/searchdiary?word=%2A%5B%C9%E1%C5%B7%B4%D6%CC%E4%C2%EA%5D
http://obiekt.seesaa.net/category/7481126-1.html
http://www21.tok2.com/home/tokorozawa/faq/index02.html
>続き。第3に「海兵隊の移動に当たっては、抑止力を低下させるものだという印象を与えないようにすること。つまり、米軍が出て行ったという印象を与えないようにし、マイナスになることを避けるべきである」。第4に、「日米関係は、双方に利益があること」。第5に「在日米軍は基地を縮小するべき」
自民党の辺野古案だったら、基地縮小できたのに・・・
>続き。第6に、「在日米軍が撤退していく代わりに、日本は集団的自衛権の問題に前向きになるべき。ただし、国連憲章の即した形で」。第7に「オバマと鳩山、両首脳は、本来ならうまが合うはず。ともに高学歴で、軍縮に前向き。本来ならうまくいくべきものが、そうなっていないのは残念なこと」。
日本が集団的自衛権を前向きに考えるなら、よりアメリカと対等な関係を結べるのでしょうね。
ただ護憲派は反対するでしょうが。
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鳩ぽっぽが本日沖縄にて沖縄県知事に辺野古沖への米軍受け入れを要請しよったそうな。
ま、腹案が無いのも事実上の先送りにするのもなるの...
今日の志村建世のブログ5月15日の記事
「貧困大国アメリカ?」を読む(2)にはショックを受けました。
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